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【木星 双子座移動】嵐が運ぶ先へ

5月26日㈰8時15分、木星が牡牛座から双子座へ移動します。

みんな大好き木星さん。
それは、木星が幸せを運ぶ「天のサンタクロース」と呼ばれているから。
自分の太陽星座に木星さんがやってくると、12年に1度の幸運期の到来を意味するし、自分の木星星座に木星さんがやってくると「ジュピターリターン」という人生の節目の時となります。
なので、双子座に天体を持つ方は、これから1年間に何かしら幸運の種のようなプレゼントが運ばれるということです。
そして、そのプレゼントの種を12年間かけて育てていきます
「種」は「実」ではないので、育てなければなりません。
木星と吉角を形成する風星座(双子座・天秤座・水瓶座)さんは、このチャンスの種がスムーズに手に入りやすいです。

木星って、なんだかすっごく良さそうな星ね、ワクワクってなります。
が、ちょっと待った!
木星さんは確かに、物事を拡大させ発展させてくれます。
でも、木星さんはご親切に何でもかんでも、増やしてしまうのです…汗
それは、増やして欲しくない体重とか、借金とか、過労になるほどの仕事とか、良いとか悪いとか関係なく、拡大し発展させるのが、木星さんです。
また、木星には公式にするという意味もあります。例えば、付き合ってきた彼氏とついに正式に(公に認められる形で)結婚する…とか、自分が思い描いていたものを実際に形にするパワーを持ちます。

ホロスコープを見ると、一見、星々はとても良い角度を形成しているのですが、宇宙はこれから嵐がやってくることを告げています。
その嵐は、都市を破壊したりクーデターのようなことが起こるようなエネルギーでもあります。
個人レベルでいうなら、手に入れた高いステイタスや贅沢な暮らしが、危機に見舞われるということも表します。
自分の守りたい生活や望むことに対して、敵対するものが存在する可能性があります。
これまで無視してきたものが、反撃してくるような感じです。
この配置は、何度かこれまで出てきています。
こうしてブログを書いていると、同じメッセージが、何度も何度もリピートされて出てきます。
やはり、一度では響かないので、宇宙は何度もこの星の配置を登場させて、私たちに警告しているのかもしれません。
これまでのものを必死で守るよりも、「もう捨てろ」と言わんばかりに、宇宙は嵐を起こすのです。
そう、捨てさせるための嵐なのです。
この世はいかなるものも、継続することはありません。
世の中は変化し、これまで自分が愛し、守ってきたものが、失われていくことは、自然なことです。
これを阻止しようとしても足を引っ張るようなことが出てきたりします。
自分と環境との切っても切れない結びつきやしがらみが、そうさせるのです。
しかし、この足を引っ張るものの正体は、実は「自分」です。
目の前に現れている現象は、実は自分の反映なのです。
相手や環境があなたの足を引っ張っているのではなく、あなた自身が、実は足を引っ張っているのです。

地の時代から風の時代へ。
この双子座木星入りは、風のカラーを一層強めます。
これまでのものが「解体」されていきます。
いかなる文明も、最後には滅びてしまったように・・・

こうして星を読んでいくと、この1年は人によっては嵐のような1年になることを示唆していますが、それもすべては自分の居場所にたどり着くためのものです。あるいは、本来の自分自身に気づいたりするものなのです。
何だか児童文学の『オズの魔法使い』のような感じです。
そう、オズの魔法使いの物語の中には、風の時代に必要なことが詰まっているように思います。
例え、嵐がやってきても、この本の中の主人公のように、1年後には、その場所にたどり着いていることでしょう。

では、最後にあなたへ質問です。

Q 奴隷と王様を区別するものは何ですか?

答えを知りたい人は、ぜひ物語を読んでみてください。

木星の双子座滞在期間は、2025年6月10日までです。


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