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【太陽 天秤座移動(秋分図)】染まらない自分

9月23日㈯15時50分、太陽が乙女座から天秤座へと移動します。

この太陽が天秤座へと入った瞬間が、秋分です。
秋分のホロスコープは「秋分図」とよばれ、これから3カ月間の動向を読み解くことができます。

これからの季節は、天秤座のパワーがとても強くなってきます。
牡羊座から始まった旅は、7番めの星座である天秤座までやってきました。天秤座は牡羊座とは180度向かい合った星座です。

牡羊座が主観なら、天秤座は客観。

天秤座のテーマは

I balance 私は調和する

天秤は片側だけでは、機能しません。
わたしともう一人の誰かを必要とします。
故に、人間はひとりでは生きられないことを知り、他者と自分との間を上手く調和させていく必要があります。
牡羊座から乙女座までが自分を完成させるための個の世界だとすると、天秤座からは他者や社会といった、より大きな世界になっていきます。
また、天秤座は季節の始まりに位置する【活動宮】のため、この時期から何かをスタートさせたり、物事が大きく動き始めそうです。

秋分図を見ると、「風」のパワーが強い配置となっています。

水瓶座のパワーの強さは、明確な理由や動機がないと、いかなるものにも従わないというところです。
それは、こだわりというより、納得できないものは、あたかも最初からなかったかのように無視するというような行動に出ます。
それは拒絶でもなく、社会生活を成り立たせるためです。
例えば、会社に入ったら、特殊なルールや不正、悪習などを目の当たりにすることがあります。
山羊座的な社会では、それをNOとは言えず、その社会の中に染まっていきます。
しかし、この水瓶座の星の配置では、それを否定するわけではないけれど、自分はその中に染まらないで、自らの目的は達成させていきます。
これが、「風の時代」や「水瓶座時代」が「個」であると言われる所以でもあります。

大切なのは、

理性的な自己を形成すること

です。

何かに、何ものにも染まらない、自分を作り出すことなのです。

太陽の天秤座滞在期間は、10月24日までです。

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