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Eve Live tour2022廻人に参加して・・・(前編)

2022年5月4日(水)晴れ
 2年半ぶりにライブに参加した。最後のライブは2019年11月4日 BUMP OF CHICKENのaurora arc 東京ドームファイナルだったから、本当にまる2年半ぶりとなった。すごい、気づいてなかったけど、今書きながら驚いた。
 この記事は、自分の私的な日記的な、備忘録のようなものになる(予定)。
 2年半の色々を経て、再びライブに参加した記念日、初めてのEveくん、一人きりで過ごした時間、体験したことや感じたことを、少しでもとどめておきたいから、とりあえず文字にしておこうと思う。

今回参加したライブ
 ◆Eve Live Tour 2022〔廻人〕@東京ガーデンシアター(5月4日(水))

アーティストEveくんについてはこちらをどうぞ


1、現地到着からのおひとりさま満喫まで

 家族との外出予定と重なっていたため、午後から会場へ向かう。(ちなみに本命BUMP OF CHICKEN のライブは早朝から会場入りが基本の自分)
   今回の会場は、2021年9月にamazarashiのライブが行われた東京ガーデンシアター。ギリギリまで参加するつもりで何度もシュミレーションした場所。あの時は緊急事態宣言が出ていて、どうしても諦めざるを得なかった、そんな苦い気持ちを思い出しながら電車に揺られた。
 暑いくらいの快晴。駅で水を買う。体力に自信がないから、体調を崩さないよう万全の注意を払う。薬もしっかりと持ってきた。よし、大丈夫だ。
 会場に向かう道は、それらしい服装の若者(笑)で溢れている。そうそう、この感じ!澄ました顔をしながらも、マスクの下で口元が綻んでいる。ライブ会場に向かうワクワク感を久しぶりに感じて、テンションがどくどく上がり始める。
 落ち着け、私。まだ会場にも着いていない。

 物販に並ぶ人の列が見える。Eveくんのインスタストーリーで上がっていた物販列よりも増えている気がして、少し気持ちが急ぐ。
 会場のあるエリアに到着。それらしき案内の表示は3種類。グッズ販売、アプリくじ引換、そして『展示物』…?
    今までの会場では軒並み開演前にくじが売り切れていたから、とりあえずくじの列に並ぶ。並びながらグッズアプリを起動して、チェックイン、くじを回すと一度目で3位の腕時計が当たってしまった。2回目は娘に頼まれていたので娘の気持ちで引く。4位のキーホルダーが当たる。すごい今日は引きが強い。(最推しのチケットは全然当たらないのに、他はなぜ?)

くじの結果たち

 くじの列に並んでいる人々は、既に物販済みの方が多く、みんな何かしらのグッズを身につけている。私は今日もBUMP OF CHICKEN のライブみたいな格好なので、ちょっとアウェイな気持ちになっていたから、当たった時計をすぐに着用した。さらに、前後にいらっしゃる方々が身につけている今回のグッズをチラチラと観察し、今日買うものを頭の中でイメージする。

 決断力が足りない自分は食事に行ってもなかなかメニューを決められないし、買い物先でもやたら時間がかかる人間だ。だから、事前にサイトをチェックして、買う物を決めてきたはずだったけど、皆様が着用しているパーカーもバケットハットも可愛すぎる。ううう、欲しい。
 でもでも、来週予定しているお出かけもあるし、ここは買いすぎるわけにはいかない!でもでもでも、初参加の記念と思えば・・・そうだシャツを余分に買って息子にプレゼントするのはどうだろう?などと、考えているうちに、どんどん列は進み、くじは30分ほどで引き替え完了となった。

 さあ、次は物販だ。グッズ販売と書かれた案内の表示を辿ってどんどん列を遡るが、どこまで行っても終わりが見えない。企画側も想定外だったのだろう、ビルとビルの隙間に列は入り込み、ぐる〜っと折り返してさらに伸びる。でも大丈夫、物販列には慣れ親しんでいる。暇つぶし用の文庫本を読みながら、のんびりと列が進むのを待つ。

 待ちながら今日のセトリを想像する。3月に発売されたアルバム『廻人』と同じタイトルのツアーだから、きっとアルバム曲を中心にやるに違いない。過去曲も少しは演るだろうから、全体的に予習してきた。アルバムで聴く限りすごい歌唱力だけど、果たして生はどんな感じなのかな?ライブではお顔が見れるのかな?なんて、想像を膨らましておく。

 いつもならこういう時は、イヤホンで曲を聴きながら過ごすのだが、今日はどうしてもそういう気持ちになれない。不思議・・・。まあ、いいや、気持ちがしたいと思うことをしよう。
 列が進むにつれ、またしても何を買うかを迷い始める。グッズアプリでは、本物の画像が載っていないから、周りの方々の着用している様子と、先に別会場に参加した友達が参考に‥とアップしてくれた、着写(着用写真)を必死で眺めては、どうする?どうする?と自問自答・・・決断力のなさが悲しい。

グッズ展示コーナーの看板(?)

 事前に登録しておくと会計がスムーズになるという、グッズアプリの中に、何度もグッズを出し入れして、ギリギリまで悩みに悩み、さらにレジ直前に展示してあるシャツをじっくりと観察し、(後ろの方々に、先に行ってくださいと頭を下げ)、レジに並ぶ段になっても、あ、ちょっと待って、やっぱり・・・っと歩みを止め、端っこに避けて確認を再度する。
 本当に、本当に、優柔不断で申し訳ない。せっかくのグッズアプリとやらも、これでは意味がないのでは・・・企画のスタッフさん、公式さん、列の前後の皆様、そしてEveくん、こんなに悩んで本当にごめんなさい。
 ようやく辿り着いたレジ前で、お隣の方がウン万円を支払い、山盛りグッズを抱えて去るのを目撃して、ああ、これだよ、これがライブだよ、推しのグッズは全部欲しいよね、正しいよ、あなた、いい人だね‥私の代わりにありがとう・・・と全く知らない方へ、心の中で謎の感謝とエールを送り、物販を終了した。

 初めに案内板のあった場所に戻り、荷物を整理する。なんと、エコバックを忘れて来た事に気づき、心の中で地団駄を踏む。側にあった無印良品に駆け込んで、布製のマイバック(250円)を購入、お買い物を収納してホッと一息。グッズのエコバックも超可愛くて購入を迷ったが、ぐっと我慢できた自分を褒めてあげる。

 案内の『展示物』がある方へ向かう。ホールのエントランスの中にある様子。行ってみると、並ぶ人が多すぎて、現在入場を制限しているとのこと。ライブの入場後にまた開放してくれるとの情報を得て、その場を離れる。

 現在16時をすぎたところ。開場は18時。
 いつもなら、お友達とわちゃわちゃ過ごす時間だけど、今日は一人。何をしようか?と、また無印良品にふらふらと入る。カフェを見つける。
 そういえば、ずっと立ちっぱなしだし、ちょっと座りたいな。体力温存とエネルギー補給。いいかも。ライブ前は緊張してご飯が食べられなくて、一食抜くことも多いけど、今日はちゃんとご飯を食べよう。まだ早すぎる時間だけど、お薬も飲まなきゃだし、よし、おひとりさま満喫だ。

 ライブ会場の周辺はいつも大混雑で、トイレも食事もままならないこともあったけど、今日は不思議と人もそれほどではなくて、すぐにカウンター席に座ることができた。軽めのデリセットを選び(珍しくそれほど迷わずにメニューを決められた)、体に良さげなおかずをゆっくりとよく噛んで食べた。席にはスマホの充電ジャックもあって、持ってきたケーブルを挿して、食べながら充電もできた。なんという充実感。

健康的夕食


 手指の消毒、黙っての食事。もう慣れっこになった生活様式。
 随分と状況は変わったけど、感染に気をつけながらも、お出かけをしたり、食事をしたりできるようになってきたことに、心から感謝したいな・・・なんて思いながら、ごちそうさまの手を合わせた。

(第一部完)

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