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ギヴン

https://given-anime.com/tv/

さあ、ギヴンの映画公開に合わせた
再放送が結構すぐ始まりまして!
2周するも、書く余裕がなく、
そのままいつの間にか公開してしまい
映画を観に行った笑

アニマックスで一挙があったので
3周目の感想で!
しかしまあ映画をもう観ちゃったんだよね…
本当は観る前の気持ちで書きたかったけど
ときを戻したい気分ですわ…

まあ嘆いても仕方ないので感想~

相変わらず前置きながめだけども…
きっかけ!

これは私のなかで結構ビックなニュースだった
「ギヴン___ノイタミナ枠で初めてのBLアニメ」
もちろん原作も全く知らなかった

ノイタミナってBLやったことないんだ!?!?
結構多種多様なアニメやってるじゃん
放浪息子とか、さらざんまいとか、
他にもたくさん……だから
まずそこよ!っていう驚きと

メインキャストが
あの内田雄馬さん、矢野奨吾さん!?!?
私の大好きなアイドルマスターSideMで
いつもお世話になっている声優さん!?
そして選んだキャストさん若っ!!!
安パイじゃないんだ…
っていう驚き

これはフジテレビさん挑戦しにきてるなって
思ったから視聴を決めた(誰目線なの…??)
そういう作品は私は絶対見るんだからな…
覚悟しとけよ…(??)

はい本題!!

感想…?


えもう分かんない
とりあえず頭を抱えました
という報告はしましょう


言葉にすると
「うわ~~~~~…」という感じです
真冬よりもつたないなあオイ

心情の描写が細かくないか…?
表情、動き、セリフ、演奏シーン
女性向けの恋愛ものとかと比べると
どれも丁寧な印象

あと
ひとつひとつの言葉が凄く刺さってきて痛い


真冬の感情が、
つたない言葉や表情で語られるけど
それをモノローグとか歌詞で
言語化されたときの威力がエグい

もちろんこっちも
「こういう気持ちなのかな」って想像して
観進めるんだけど、


いざ発言とかモノローグとしての言葉になると、
本人から発せられる、
その人の表現で伝えられる言葉
という時点で苦しかった


この人がこういう気持ちを言葉にしたら
こういう言葉になるんだ…っていう
目から鱗みたいな気持ちもあるし、

表現しがたい気持ちが
季節や風景、音楽を通して
言葉にしたらこうなるんだっていう
発見もあった

とにかく言葉が染みるというのが
一番感じたこと

あと、お気に入りなところがあって…

ギヴンのギャグ顔、
めっちゃ可愛くないですか…!?
原作読んでないから
アニメの印象だけなんだけど、
まんまるの虚無おめめがすごく可愛い!


ギャグっぽいところのテンポ感とか
キャラの言葉選びもすごく好みで、
多分世代とか価値観の違いで
好みが別れそうなんだけど
わたしは大好きで
物語の展開に相反して笑えたなあ

特に
大人組2人の冗談言ってるときのノリとか
上さまが自分の気持ちに戸惑って
一人で勝手に暴走し始めたあたりとか


一番印象に残ってるのは
真冬に告白されたときの上さま
顔には出てないんだけど脳内で
でっかい石の「恋」、「愛」が集結して
「両想い」(虹色)の文字に波がザッパ~ン
からの、まんまるおめめの上さま
(何言ってるか伝わんないと思うけど
本当にありのままを説明してるんだぜ!!)


めちゃくちゃ可愛いでしょ
面白いでしょ
思考が極端でしょ
あんな告白シーン初めてだよ

物語の軸になってる恋愛、バンドの表現が
まず丁寧ですごく素敵なのに、
ちょっと心の休憩みたいな
ギャグシーンも楽しくて見ごたえあるって
こんな作品めったにないよな…!?
って感動してる

結構どの話数を振り返っても
お気に入りのシーンがあるし、
休憩回みたいなのが
あまり感じられないんだよね


強いていうなら8話なんだけど
それもライブ前の静けさって感じで
物語の動き的にはすごく穏やかなんだけど、
真冬的には葛藤の真っ最中でっていう
バランスがすごく取れてて
9話までの持っていき方がすごく自然

それに続いて
10話 、11話の2人の関係が
おさまって話の波がフェードアウト、
からの大人組にフォーカス当てますよ~
っていう流れも自然で
3周目にして色んなところに感動してる

8、9、10、11話の流れが好きだから
もう一度一挙放送で続けて観れてよかったな~

春樹さんや秋彦の大人組が
ふとしたときに真冬や立夏に
かける言葉がすごく
大人だし、的を射てるし、
やっぱりグッって刺さる
すごく正しいからこそ
目を背けたくなるぐらい苦しい

でも真冬も立夏も
それぞれが向き合った結果が
「冬のはなし」のパフォーマンスに
全て放出されてて、
ライブシーンは
観ててすっごく気持ちよかったけど
苦しかった
真冬の気持ちが音楽として昇華されてる現実が
みてて辛かった


演奏が終わって
由紀のギターに語りかけてるところをみて、
でもそれが生きてくってことだよな、
そうだよなって飲み込むしか出来なくて
私にとっては他人事だからこそ
いたたまれない気持ちになった

ライブのあとに種明かしみたいに
由紀との思い出がくっつけられてて
もうやめてくれ…と思いながらも、
真冬が少しずつ前に進もうとしている姿が
もう私が目を背けたいぐらいに
言葉にできないくらい
気持ちをぐちゃぐちゃにさせられた
真冬はあの思い出たちとと
ずっと一緒に歩いていたんだなって…


ラストのタイトルバックが
憎たらしかったねえ本当に
上手だよ

時間が過去を薄めていくこと
由紀がいなくても生きていけること
でも「冬のはなし」のおかげで
何度も思い出せること

でも10話では立夏と海に行って
その海は由紀と行った海とはまた別の海で
そこで自分の思いを立夏に告白して、
真冬は自ら選んで
海に新しい思い出を重ねてる


その新しい思い出が
真冬を彩っていくこと
悲しいし寂しいけど、
それが現実で、当たり前で、
真冬は一歩ずつ歩きだして
立夏との今や明日、これからを
大切に生きていくんだろうなって

それでも真冬にとって少しでも残るものが
多いといいなって願わずにはいられなかった

真冬の言葉にすごくたくさん引っ張られて、
この作品は言葉の力がすごく大きいなあって
何度も感じた

何か上手くまとまらないけど
映画ギヴン、もう一回観に行くの楽しみだなあ

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