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南杏子さんの本を読んで。。。

いのちの停留所を読んでから、終わりを考える様になっています。

15年くらい前、夫は大きな事故に遭いました。その時、失明すると言われました。失明して、ケロイドまみれになるくらいなら死なしてあげた方が楽なのでは?と思ったことがあります。
その後、いろいろ夫は問題を起こし、あの時死んでくれたらよかったのにと思ったこともありました。

不死身というか、這い上がれる人は強いと言いますが、夫は完全復活をして今は事故の後遺症もなく生かされています。

事故から数年私たちは、苦しみました。こんなはずじゃなかったのに。と、腐る夫。それをみてどう声をかけてあげたらいいか?わからない妻。

夫婦の中に絶対的な信頼がない状態。苦しみました。
わたしも、自暴自棄になりました。
子どもたちの力がせめてもの救いですが、やはり自分で切り開かないといけない道。

もう自暴自棄も飽きたころ。ヨガに出会い、人は80歳を超えると食べなきゃ自然に死ねると師匠に聞きました。
とても衝撃的でしかし、以前ともだちから嫁ぎ先の祖母がこれから死にますありがとうございましたと言って死んでいったことを思い出しました。それも重なり、80歳まで生きてみようと思えました。

終わりをどう迎えるか?突然死ぬかもしれませんが、やりたいことをやる。やりたくないことはやらない。そう決めて、過ごしていこうと思います。

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