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尾鷲ヒト大学 〜OWASE HITO UNIVERSITY〜

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尾鷲ヒト大学のこと。
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ヒト大学の組織図、のようなもの。

『尾鷲ヒト大学』は、便宜上学長を豊田宙也(以下、宙也くん)と副学長を濱野恭行(以下、ハマノ)が勤めている。 元々は、尾鷲に『地域おこし協力隊』として着任した宙也くんと、尾鷲でカフェを経営していたハマノが出会った頃、「尾鷲にも市民大学のようなものが必要だよね。特に人文学系の」と話していたことがきっかけだった。 地域おこし協力隊としての任期(3年)が終わる頃、宙也くんは引き続き尾鷲に残ることを選んでくれた。 それをきっかけにいよいよ市民大学の構想が動き出した......と言

尾鷲ヒトラジオ、はじめます。

11月某日、『土井見世』にてあるイベントが行われた。 それは『東紀州ごちゃまぜ交流会』。 前身となる『紀伊コン』をベースに、新たに『東紀州ごちゃまぜ交流会』として仕切り直し、3人のプレンゼンターにより、プレゼンを発表、その後、参加者全員参加によるブレインストーミングを経て新たなプロジェクトが生まれました。 イベントの詳しい経緯や詳細はコチラから さて、このイベントで、私(副学長=ハマノ)も『尾鷲ヒト大学』の立場で登壇し、プレゼンを行った。 プレゼンのタイトルは『尾鷲

好奇心に従う。

前回からの続き。 キーワード、その2、『好奇心』。 「市民大学をやろう」 と、合意の上で『尾鷲ヒト大学』が始まったわけではなく、ヌルヌルと、いつのまにか始まった、感じがしている。 「市民大学の"ようなもの"があればいいね」 くらいの感じだったと思う。 市民大学の成立過程は少しずつ説明していくとして、まず最初にそれとなく友人に話したのは、 「イベント活動を運営の主にしない」 「町おこし・地域貢献を標榜しない」 「"会の存続"を目的とするのではなく、"場の設定"を目

まずは『場』から。

まず、初めに『尾鷲ヒト大学』とは何か? を説明すべきだと思うのだけど、それがなかなか、やってる本人からしても、何をしているのか、何を目的としているのか、その結果どうなるのか、ということを言語化しあぐねている。 言語化しあぐねながらも、なんとなく『学びの場』を設定し、あーでもないこーでもないと話しているうちに、「なんか、今のがやりたいことだよね」という瞬間がある。 ただ、それだけのことといえばそれだけのことかもしれない。 重要なのは『場』の設定かもしれない、と思う。 そ