ヒト大学の組織図、のようなもの。
『尾鷲ヒト大学』は、便宜上学長を豊田宙也(以下、宙也くん)と副学長を濱野恭行(以下、ハマノ)が勤めている。
元々は、尾鷲に『地域おこし協力隊』として着任した宙也くんと、尾鷲でカフェを経営していたハマノが出会った頃、「尾鷲にも市民大学のようなものが必要だよね。特に人文学系の」と話していたことがきっかけだった。
地域おこし協力隊としての任期(3年)が終わる頃、宙也くんは引き続き尾鷲に残ることを選んでくれた。
それをきっかけにいよいよ市民大学の構想が動き出した......と言