見出し画像

私の日々の大切な習慣

習慣とは、なんでしょうね?
「長い間くり返してきたこと、当たり前になっていること」とは?
このテーマについて、改めて考えてみました。

私の「日々の大切な習慣」って何だろう?と考え続けた結果……。
そういえば、そうかなっと気付いた習慣があります。
それは「物を最後まで使いきる」です。
詳しくお伝えします。

日々の大切な習慣「物を最後まで使いきる」

あなたはシャンプーやリンスが「無くなったな」と思ったら、どうしますか?
そのまま捨てますか?
私は容器に水を入れてシャバシャバして、使いきります。
なんなら、その液体を2~3日使います。

チューブの場合は、ハサミでカットして中身を使いきります。
周りを見渡すと、チューブに入っている製品って多いですよね。
洗顔料・歯磨き粉・わさび・しょうが・マヨネーズなどなど。

「もう無いかな~」と思ったら、チューブの後ろを持って、パタパタ振ります。
すると、まだまだ出てきます。
これは、多くの人がやっている習慣ではないでしょうか?

パタパタ作戦にも、いずれ限界がやってきますよね。
「もう限界かな~」と思ったところで、私はチューブを切断します。
概ね、半分の位置で。
するとあら不思議、まだまだ使えるじゃありませんか。

物を使いきるのは、私にとって当たり前のこと。
たとえば「トイレから出たらたら手を洗う」のと同じぐらいの感覚です。
まだ見たことはないけど世の中の人は同じようにしている、と長い間思っていました。

私の「習慣」だったと気付いたとき

「物を最後まで使いきらない人」もいるんだな!
気付いたのは結婚してからです。
夫が洗顔料を(切らずに)捨てたのを見て「あら?」っと思ったのがきっかけでした。

まだ使えるのに「おーい、ボディーソープがないよー!」と言われたときも「はて?」と思いました。
うっすらと、徐々に「もしかして水を入れてシャバシャバするのは一般的では、ない?」と気付いたのです。

あなたのご家庭では、どうしていますか?
こういった類のことって、ごくごくプライベートなことですよね。
ほかの人はどうしているのか、見せたり見たりする機会はほとんどありませんもの。

付け加えておくと「水を入れて(あるいは、チューブを切って)最後まで使わないの?」と私から夫に言ったことはありません。

物を使いきろうとして失敗した話

物を最後まで使いきる習慣の私には、失敗も多々あります。

たとえば、ガラスビンに入った油。
オリーブオイルやごま油です。
ビンに入った油は使おうとすると出てこないのに、外側からはまだ残っているように見える厄介なしろものです。

油類はほとんど空になったら、逆さまにして保管すると良さそうですよね。
ビンの口の方に油が集まってきて、使いたいときにすぐ使えます。
実は、やったことがあります。
フタがゆるかったのか、気付いたときに油がこぼれていて大変なことになりました。

ビンの口にキッチンペーパーを詰めて、逆さまにしたこともあります。
キッチンペーパーで油を吸い取る作戦です。
ペーパーを詰めたために、不安定になったのでしょう。
気付いたときに、ビンが倒れていて大変なことになりました。

固形のファンデーションが割れてしまった際の失敗もあります。
「割れているけど問題ない!」と、そのまま使おうととして半分以上こぼしました。
外出しようとしていた服にぶちまけて、(以下同じ)

このように数々の失敗を経験しても未だに、私はなんとかして物を最後まで使いきろうとしています。
もはや習慣というより、執念といえるでしょうか。

私だって「どうしてこんなことに時間を使っているんだろう?」とイライラすることも、たまにあります。
たとえば、ご飯を炊いた鍋からご飯粒を取っているときとか、レトルトのカレーがきれいに出てこないときとか。

日々の大切な習慣

物を最後まで使いきることは、両親から教わりました。
私が生まれたのは、母が20代前半、父が30代前半のころ。
私が生まれて2年後には妹も生まれました。

母は専業主婦(当時、働いているお母さんは少なかったように記憶しています)でしたから、私たち一家4人はサラリーマンだった父の収入で暮らしていたわけです。
今考えると父も母も若く、収入だってそれほど多くなかったでしょう。

「まだ使える物をかんたんに捨てない、無駄にしない」
普段の暮らしから、両親は自然にこのような習慣を身につけたのでしょう。
そして、子どもにも徹底させた。

今はもうこの世にいない、父と母から教えてもらった習慣。
「物を使いきる」をこれからも日々大切にしたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


#日々の大切な習慣

よろしければサポートお願いいたします。いただいたサポートは、書籍購入費に使わせていただきます。