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初音ミク NT

※この記事は過去に自分のブログに書いた記事や備忘録の書き直しです。

2020年11月27日(金)ついに発売/メジャーリリース版公開となった初音ミク NT(ニュータイプ)。パッケージ版もダウンロード版もお値段は同じ。ということで1秒でも早く手に入れたいなどのわがままな理由がなければ、クリプトン・フューチャー・メディア株式会社さんが気合を入れて豪華装丁にしたパッケージ版を選択するのがお得。なおパッケージ版でもインストーラ自体はダウンロードが必要で、ライセンスキーが記載されたプラスチックのカードが入っているだけ。まぁこのカードの存在も嬉しいものです(・ω・)ノ

というわけでMacBook Proにインストール。新しくなったボカロエディターについて勉強していきます。

初音ミク NT パッケージ版

初音ミク NTに関係した記事は自分の備忘録 兼 勉強の記録として順次まとめていく予定です。



全般的なこと

初音ミク NTや、音楽、ボカロに関する雑多な情報を思いついたままに列挙。

トラックの音量調節

  • 通常は曲全体を -14 LUFS 前後にする
    ※LUFS(Loudness Unit Full Scale)

  • iZotope社「RX8」等(お高い!)で計測できる

テンポ(Tempo)

  • 初音ミク NTではBPM(Beats Per Minite)1分間の拍数

  • 60 BPM = 1秒間に1拍

曲の途中でのテンポ変更

  1. オートメーショントラックでOption(Windowsの場合はAlt)を押しながらクリック

  2. 打ち込まれたドットを右クリックで数値入力

サンプリングレート

他アプリとの連携を考慮して、今のところは48.00kHzで統一することを推奨。

  • 44.10kHz:音楽業界の標準

  • 48.00kHz:映像業界の音の標準

  • 96.00kHz:ハイレゾ音源

オーディオファイルの位置合わせ

スナップをOFFにして1拍目が「2」(あるいは「3」)以降から始まるようにオーディオファイルを左右にドラッグする。

再生バー

  • 移動:メジャーバーをクリック(再生中でも移動する)


パラメータ編集

歌パートをベタ打ちした後、より自然な歌声にするためにパラメータをいじる。

Pitch(ピッチ:音の高さ)

「しゃくり」を描き足す。基本的に直線ツールで描く。

  1. ピッチカーブ編集(ショートカットキー:TAB)

  2. スナップ解除(ショートカットキー:Q)

  3. 直線ツール(ショートカットキー:L)

  4. 選択ツール(ショートカットキー:1)

Vibrato(ビブラート:声のふるえ)

  • Vibrato Depth(ふるえの上下幅)

  • Vibrato Rate (ふるえのスピード)

ビブラートは最初は小さく 徐々にふるえ出すので、それを見越してかかり始めのポイントを見定める。

Consonant(コンソナント:子音)

滑舌に影響する要素。母音と子音については本が書けるくらい奥が深い(゚д゚lll)ので こちらのサイトを参考にすること。

  • Consonant Rateを上げる → 破裂音・破擦音がはっきり聴こえやすい

  • Consonant Rateを下げる → 摩擦音など 手前の音との隙間を詰める

  • Vibrato Depthは50%で半音

Note Gain(ノートゲイン:音符ごとの音量)

アクセントが付いていないところの音量を下げるとリズムが良くなる。

Super Formant Shifter(スーパーフォルマントシフター:声のトーン)

  • 「cute」に寄せると可愛らしい声

  • 「cool」に寄せると張った声


ショートカットキー

面倒でも覚えたほうが1000倍得するショートカットキー。

※表の埋め込みが思ったような書式でできないので、後日書き足したいと思います (´ω`)

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