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プレーヤーズセンタード

プレーヤーズファーストとプレーヤーズセンタードという言葉があります。
プレーヤーズファーストとは、言葉の通りプレーヤーの考えや行動を、第一に”尊重”する考え方です。
これらは、プレーヤーの未来が良くなるための”尊重”が大前提です。
ただ、間違った考え方をしてしまうと危険なケースも出てきます。
例えば、ファーストという順位付けが先行してしまうと、プレーヤの考えや判断を丸ごと受け入れ、何でも要望を叶えようとしてしまい、その場合は、とても危険な状態になってしまう可能性があります。
ファーストという順位付の考えが尊重の勘違いを起こす可能性があるということになります。

一方、”プレーヤーズセンタード”は、プレーヤーは常に中心にいる存在で、その周りをコーチやリーダー、関係者が取り巻き、プレーヤーの未来を良くするための思考を持ちアクションしていくことで、順位付ではなく、中心にいる位置付けとなります。
そこには上下や順位の関係性はなく、常に同じ目線で、双方向の関わりをつくっていきます。

コーチングはこの思考を持つことが必要であり、この思考があるからこそ、自身が成長でき、その結果としてコーチングの影響を与えられるものだと思っています。

私は”プレーヤーズセンタード”という考え方をとても好んでいます。
しかし、私の思考が本質的にそこへ辿り着いているのか、私自身もまだ見えていないかもしれないし、ここはとても奥が深い。

プレーヤーズセンタード思考こそ、最も重要で究極のコーチングマインドだと私は考えます。

その世界を見るためにも、インプット、アウトプット、トライ&エラーを繰り返し、学びと成長のある汗をかき続けていきたいと思っています。

ひとつくり株式会社 代表取締役 片倉史隆