【育児編】ネガティブな30代ミドル男が、育児と英語(IELTS受験)をがんばる話②

今回は【育児編】ということで、私の育児経験と、それを通して感じたことを書いていきたいと思います。

まず、2020年時点で、私には2歳の息子(第一子)と0歳の娘(第二子)がいます。娘は2020年9月、コロナ渦で産まれました。

第二子誕生にあたり、コロナの影響で仕事は在宅勤務が続いていたこともあり、1ヶ月の育児休暇を取得しました。そのときの出来事や育休取ってみての感想なども、後ほど書いていきたいと思います。


さて、まずは一人目が産まれたときの育児についてですが、もともと私の父親が所謂昔ながらの男で、九州男児の亭主関白ということもあり、家事・育児に関しては基本的に母親任せだったため、私はそれを反面教師にして“積極的に子育てには参加していきたい”と思っていました。

ついでに言うと、私の両親はその世代では珍しく晩婚だったため、私が小学生の頃は40代で体力も衰えていて、外で一緒に遊んだりスポーツを教えてもらったことはほとんどありません。おかげで、運動音痴に育ちました。

なので、それも含めて子どもとの時間はできるだけゆっくり確保して、一緒に外で遊ぶ時間も作ってあげたいと思っていました。

しかし、息子が産まれたときに勤めていた会社はコンサル系の会社で、コンサルタントや営業の仕事をしていて、四六時中仕事のことを考えていて土日も何かしら作業が発生するような状況でした。このままでは理想とする子どもとのコミュニケーションを取ることが難しいと思い、事業会社へ転職しました。(語弊があるかもしれませんが、やはり事業会社の働き方(特にコーポレート部門に関して)はコンサルに比べれば緩く、ありがたい限りです…)

また、第一子に関しては妻が『早期胎盤剥離』という症状で、予定日より1.5ヶ月早い出産となり、妊娠期間・体重ともに正規産の条件を満たさず“未熟児”として産まれたため、妻や新生児のケアのための時間を十分に確保したかったという意向もありました。

早期胎盤剥離は、予定よりも早く胎盤がはがれてしまう症状で、妻の場合は自宅で過ごしているときに突如子宮から出血し、救急車で緊急搬送され、急遽帝王切開の手術で出産することとなりました。幸い、母子ともに無事だったので不幸中の幸いでしたが、胎盤の剥がれ方や場所によっては子宮内の赤ちゃんを圧迫してしまい、場合によっては亡くなってしまうこともあるそうです…

母子ともに退院後は、事業会社へ移ったおかげで土日はゆっくり時間を確保できるようになり、当初思い描いていたような息子との時間を過ごすことができ、とても満足のいく日を過ごしていました。

そんな折、二人目妊娠が発覚しました。医者から、「一度早期胎盤剥離になると、二人目以降も同じ症状になる可能性が高くなる(=ほぼ、そうなる)」と言われていたこともあり、出産時にどのように妻や赤ちゃんをケアしようかと当初から考えていましたが、まさかコロナでこんなことになるとは…

二人目についても胎盤剥離の可能性があるため、少し早めに手術で出産することになり、それに伴い妻は手術前後の入院が必要になるのですが、コロナ渦で入院中の面会は一切禁止。差し入れも不可という状況でした。

なので、妻(+第二子)入院中の1週間は、私と息子の二人きりで過ごすこととなり、2歳の息子はその間母親と全く会えないこととなってしまいました…

息子に寂しい思いはさせたくなかったですし、退院後の妻のケアもより重要だろうと考え、私が育児休暇を取ることに決めました。人生初(そして、おそらく最後)の育児休暇を意義あるものにするべく、以下のことに気を付けました。

■息子に、母親とはしばらくお別れで、父と2人きりになるということを理解させる

■母親不在の間、息子のことは叱らない

■自分自身が、新しいことへのチャレンジという気持ちで、全力で楽しむ


なんだか、書いていると前置きが長くなってしまい、育児の中身自体について書けなかったので、それは次号に回したいと思います。

次号では、育児経験のより詳細と感想について書いていきたいと思います。

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