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循環茶人インタビュー(尾野さん/福岡&島根)

このシリーズは、ひと旅のごちそうでつくった商品を試したひとや、
味わいから循環が始まった人に、インタビューする企画です。

循環茶の味わいを通じて、体のことを考えるひとときをつくり、心や体を巡らせる広がりをつくりたい。
そんな想いから、京都のほうじ茶と、鞆の浦でつくられる保命酒のスパイス(食薬)を混ぜ合わせた、オリジナルの薬膳茶。

飲めば、心も体もほっとめぐる薬膳茶。そんな循環茶を1ヶ月パックでお試しいただいている尾野さんに、飲んでみての感想をインタビューさせていただきました。循環茶を飲むシーンや飲み方、味わいから生まれるものなど、参考にしていただければ嬉しいです。

インタビューした人
尾野 久子さん(フリーランスイラストレーター/福岡&島根の二拠点)

尾野さんとのつながり
尾野さんは、フリーランスのイラストレーターをされており、SALTが運営しているHOOD天神の会員さん。
現在は福岡と島根の二拠点ですごされていて、薬膳のレッスンにも通われてたりと、丁寧な暮らしを実践されています。
循環茶は商品試作の試飲などをしていただいていて、今回日常飲みのモニターをお願いしました。

循環茶人インタビュー

①どんなシーンで、飲みましたか?
まずは、自分用の日常用として。仕事の合間にちょっと休息的に。
時々友人に振舞って一緒に飲みました。
仕事の合間のリラックスする時間に良かったです。

②飲んでみての味わいはいかがでしたか?
香りの強さの割には、味に癖がなく、意外と飲みやすい。
飲みやすいけど、食薬の旨味や香りが効いているので、体に良さそうな満足感を得られます。
仕事の合間に飲むと、リラックスしつつも、ピリッとした感じ(山椒かな)シャキッとします。私にとっては、癒しと刺激を両方味わえる、コーヒーと同じような存在です。

③飲み方どのように飲まれましたか?
自分用としては、水筒に入れて持ち運び、一日飲む用として飲みました。
ホット(お湯出し)もアイス(水出し)も、お茶パックに入れて、水筒に入れたまま。
お湯だしは香りがとても豊かです。ただ一日入れっぱなしだと夕方ぐらいには味が濃くなるので、スパイシーな刺激を得たい時は良いですね。笑
水出しだと、さらに飲みやすくなり、香りの爽やかさを楽しめるので、暖かくなるこれからの時期は水出しがちょうど良い。お湯出しほど味が濃くないので量がしっかり飲めるし、食薬の風味も感じるので、満足感があります。

HOOD天神で仕事の合間に循環茶を入れていただくシーン

④飲み合わせはどうされましたか?
ほうじ茶ベースなので和食、弁当、おにぎりにも合わせるのも良い。
パンやケーキにも良い。デザートの場合はハーブティ的な感覚で飲め、組み合わせにより味の感じ方が違ってくるのが面白い。

ピクニックに循環茶(尾野さん撮影)

⑤オススメするポイントは?
健康志向の人は好きだと思います。香りが良い食薬が入ったお茶としてすすめてます。
私は、冷え性で仕事柄パソコンで目が疲れるので、体が温まって目の疲労感が和らぐので良いです。
薬膳レッスンでは季節や自分の体調に合わせた食材をとることや料理のレシピなどを習っていて、普段から食べるものや食材を少し意識してます。
薬膳茶は本当は自分の体質や体調に合わせて調合した方がより良いけど、そこまでは日常ではできないので、循環茶はいろんな効能があるものを手軽にとれるのが良いです。

⑥循環茶をどんな人に飲んで欲しいですか?
特に水出しは手軽で飲みやすいので、自分の健康について普段そこまで意識してない人。特に缶コーヒーや、清涼飲料などをよく飲む男性とか。飲んで欲しい。
30代以降年齢を重ねてくると、若い頃にはなかった体の不調を感じるようになってきます。お茶を通じて自身の体について考えるきっかけになって欲しい。自分の旦那さんとかにもすすめてみたいです(笑)

お菓子と合わせる循環茶(尾野さん撮影)

⑦循環茶を飲むことからの広がりはありましたか?
自分だけでなく、お茶を飲んで、ホッとゆっくり、休息する。体のことを考える時間として、もっと広がっていって欲しい。
循環茶飲み、保命酒や鞆の浦も気になり始め、今度旅行に行きたいと思います。


循環茶から始まった、「入江保命酒・鞆の浦」に行ってみての感想

このインタビューから1週間後、藤本が鞆の浦・入江保命酒に行くタイミングがあり、その場にお誘いしたら、なんと早速鞆の浦にきていただきました。最後に、入江保命酒さん訪問や、初めて鞆の浦に訪れた感想をお伺いしました。

藤本さんから循環茶を教えてもらい、お茶の開発秘話を聞くうちに、まず「保命酒」ってなんだろう?と思いました。養命酒の仲間かな?と思ったら、似ているけど、鞆の浦という場所で昔から作られているお酒だということ。地域性が強いんだなあという印象を受け、独自のお酒ができた過程が知りたくなり、鞆の浦という「場所」にも興味を持ちました。(ちなみに私は「崖の上のポニョ」を観てなかったので、その構想を練った場所とは知りませんでした)

【入江豊三郎本店の保命酒】
初めて保命酒を飲みましたが、とても甘くて、薬味の香りや味が爽やかさも与えていて、華やかな印象のお酒だなあと思いました。入っている薬味を見ると、女性の身体によさそうなものが。ラベルも神功皇后を描いたものなので、きっと女性に対する何かしらの想いがあったんじゃないかと思います。多くは語らないけれど、造った人の優しさが滲み出ている、もっと背景を深掘りしたくなる、そんなことを感じさせてくれるお酒でした。
コーヒーや紅茶に入れたり、アイスクリームやジュースと合わせたり、違った飲み方が楽しめるのも、遊び心がくすぐられますね。

【鞆の浦の街についての感想】
感じたのは、昔からあるものや暮らしを大切にしている街なんだなあ、ということ。道路の幅や店構え、看板など、景観も歴史を刻んだものが多く、港町なので人の出入りも多かったためか、雑多な感じはなく、きれいに手入れされている印象を受けました。そして、人を受け入れる空気が自然に根付いている感じがしました。歩いているだけで、地域に住むおじいちゃんが「どこから来たの?」と気さくに話しかけてくださり「どこ行くの?あそこいいよ」とまるでガイドのようにいろいろと教えてくださいます。

藤本さんと一緒に回って良かったなと思ったのは、単なる観光ではなく、そこに暮らす人のお話が聞けるということでした。どういう想いでこの街にいるのか、そしてこの街をどうしていきたいのか、人によりさまざまですが、ここでの暮らしに日々向き合い、その中で幸せに思う時間を丁寧に積み重ねていっているように思えました。身体を思いやるお酒「保命酒」ができたのも、納得してしまうような町でした。

(尾野さんからとってもステキな感想をいただき、入江保命酒さんで伺ったお話や、鞆の浦を案内する様子は別のnoteにまとめたいと思います)

〜チェックアウト〜

今回尾野さんに循環茶を飲んでいただき、日常の仕事や休息など、タイミングやシーンに応じた味わい方を楽しむことができる気づきがありました。また気軽に飲める薬膳茶として、健康思考な方はもちろん、体のことに興味がない方こそあえて飲んで欲しいという言葉は、自分自身もペルソナであることに気づきました。

循環茶の味わいから、入江保命酒さんや鞆の浦にも興味を持っていただき、今回現地まで訪れていただいた。
まさにひと旅のごちそうでつくりたい、「味わう」「出会う」「訪れる」を体験いただき、そのきっかけとなった循環茶をもっと広めていきたいと、改めて思いました。尾野さん、お茶のお試しから、現地での体験までありがとうございました。


循環茶のご案内

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その他、#旅するごちそう商店でのマルシェやイベント販売は、藤本が手売りもしてますので、一度試してみたい方はご連絡ください。


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