[読書メモ]『サラリーマンよ「2つの財布」を持ちなさい!』(中島孝志)

p15
「自分が食べるのが好き」と「人に食べさせるのが好き」では大違いです。

p44
本業で学校の教師をやり、週末起業でガードマンをするといったことでは、たしかにお金は稼げるかもしれませんが、身体に負荷がかかりすぎて疲れるだけです。こんなものは、才テクでもなんでもありません。/才テクで選択すべきこととは、あなたが本当に好きなこと、やりたいことを選ぶことです。

p45
ただでさえ、本業で時間がとられているのです。しかし、好きなこと、やりたかったことならば、いくらでも時間を作り出せると思うのです。/また、好きなことでなければ長続きもしません。

p50
ただし、だらだら過ごしていればいつの間にか時間はなくなってしまいます。お金は借りることができますが、時間は借りられません。また、銀行に預金しておくこともできません。それだけに、これだけの自由時間に何をするのか。それを考えなければいけません[…]。

p69
「いきなり、解雇だぁ!」/と、慌てて才テクをスタートして失敗する人は、「いきなり」ではないのです。本人はいきなり大波が来た、と思いこんでいるだけなのです。とっくの昔に足から腰にかけて水は来ていたのです。/危機感がないから、ひたひたと押し寄せている波に気づかなかったのです。こういう人は処置なしです。

p82
コスト面での最大の癌は在庫です。ですから、才テクでは絶対に在庫を持つような仕事をしてはいけません。

p88
「自分が何をやりたいのか?」を浮き彫りにする公式があります。/「夢(好きなこと、やりたいこと)-現状(できること)=課題(しなければいけないこと)」という公式です。

p97
できないのにできるかも……と曖昧にするのではなく、できないことを明確にし、できるように変換する。これがより大きなチャンスをつかまえるために重要です。

p98
たった一度の自分の人生です。負けてはいけないのです。/しかも、やるなら早くやることです。迷っている暇があるなら、さっさとやってしまえばいいのです。あっ、間違ったと思ったら、そこから引き返してしまえばいいのです。

p128
「家族の理解」より家族にこっそり副業

p137
利益を上げる方法は二つしかありません。一つは売上を拡大すること、二つ目は経費、コストを削減すること。

p157
大人の試験とは問題解決能力です。[…]人間は一生、問題を解きながら生きていくのです。そして、解けた人間から成功していくのです。解けずに堂々巡りばかりしていたり、問題用紙を見ようともしない人間が落ち込んでいくのは、悲しいかな、自明の理なのです。

pp190-191
会社というところは面白いもので、A君ならばダメでも、B君ならばOKということが少なくないのです。/この違いは能力でしょうか。それとも、成果を上げている掛け替えのない人材だからでしょうか。いずれも違います。正解は愛嬌があるかどうかなのです。早い話が、周囲の人間にどれだけ好感をもって迎えられているかどうか。ここにあるのです。


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