VMware ESXi で Watchdog Timer を有効にする

VMware ESXi で稼働させている Ubuntu Server の一つがよくフリーズして自動的にシャットダウンしてしまう現象が起きるようになった。

Raspberry Pi では Hardware Watchdog を有効にすることでフリーズしたら自動的に再起動するようにできる。

試しに以下の方法で Ubuntu に Watchdog Timer を有効にしようとしたが動かない。どうやら仮想マシンの Ubuntu はその方法は使えないようだ。

Linux でシステムのフリーズを検知して自動的に再起動させる方法
https://zenn.dev/noraworld/articles/watchdog-timer

調べてみたところ、Ubuntu にはもともと Watchdog Timer をサポートしており、VMware ESXi も設定を変更することでそれを有効にすることができるようだ。ただし Ubuntu の場合は 18.04 以降である必要がある。

環境:
・VMware vSphere Hypervisor 7.0U3g(英語環境)
・Ubuntu Server 20.04

(1)Ubuntu を稼働中の場合はシャットダウンする。

(2)ESXi の仮想マシンの設定画面で「Edit>Virtual Hardware>Add other device」で「Watchdog Timer」を選択する。

「Start wit BIOS/EFI boot」にチェックを入れる。

(3)仮想マシンを起動する。

これで Watchdog Timer が有効になった。

参考:
vSphere 7 - Virtual Watchdog - VMware vSphere Blog
https://blogs.vmware.com/vsphere/2020/05/vsphere-7-virtual-watchdog.html


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