[読書メモ][Kindle]『無理なく限界を突破するための心理学 突破力』(メンタリストDaiGo)

p24
限界を超えるのではなく、逆に自己の限界をしっかりと見極めつつ、限界とうまく付き合う道を探すのです。

p31
チャールズ・M・シュルツの名言にもあるとおり、「私達の人生は、配られたカードで勝負するしかない」のです。

p41
真偽の判断ができずルールもコロコロ変わる限界に立ち向かう手段はただひとつ、それは「試す」ことです。

p41
かく言う私も、今では限界について思い悩むのを止め、ただひたすら仮説の検証に時間を使っています。

p85
私達が判断を誤る大きな原因のひとつに、「確証バイアス」と呼ばれる現象があります。自分の考え方を支持してくれるような情報だけに意識が向かい、それ以外のデータを無視してしまう心理です。

p102
休憩時間をいつもの活動に使うよりも、何か新しいことをしたほうがストレスが減り、良いアイデアも浮かびやすくなることがわかっています。 新しいタスクをやりとげたおかげで前向きな気分が生まれ、そのぶんだけ凝り固まった脳が解放されるからです。

p127
基本的に人間は相手の好意レベルを見抜くのが苦手な生き物であり、「たいていの場合、相手は自分が思うよりもこちらを気に入っているものなのだ」と自覚しておくだけでも悪影響を軽減できます。

p135
「潜在的差別バイアス」が強い人は他人からわれやすいため、そのせいで知らぬまにストレスを抱え込んでしまい、最終的には健康まで悪化させてしまうのです。/対人コミュニケーションの改善だけでなく、健康に暮らすためにも潜在的差別バイアスの対策は欠かせません。

pp141-142
緊急性の罠にからめとられると、私達の注意はタスクの重要性にまでは向かなくなり、たんに「締め切りが近い」だけの行動にリソースを費やしてしまうからです。

p145
人生の岐路で「やるかやらないか」で迷ったら、とりあえず実行に移したほうが幸せになれる確率は高まります。

p163
「人間はミスをした相手を好きになりやすい」という心理も存在します。

p169
今後、誰かとコミュニケーションを取るときは、ぜひ自分の正直な考えや感情を避けずに相手へぶつけてみましょう。/ただし、このアドバイスは、「あえて嫌なことや批判的なことを言おう!」という意味ではないので注意してください。/大事なのは、「自分の正直な感情や考えと矛盾しない発言」を心がけることです。

p194
ちなみに、食事内容を細かく書き残すのが面倒なら、「その日に食べたお菓子だけを記録」「外食をした回数を記録」といったように簡易化しても問題ありません。とにかく大事なのは長く続けることです。

p219
無知な人ほど自分は物知りだと思い込む

p224
「親しい友達に起きたことだったら?」と考えてみれば、良い意味でトラブルが「他人事」に変わります。

pp247-248
いったん「ノー」と言った人ほど、次のお願いを受け入れてくれる確率が高いことがわかっているからです。/これは、以前に同じ頼みを断ったことに対して、無意識のうちに罪悪感を持ってしまうのが原因。もし1回断られたとしても、少しだけ時間を置いてから最低でも2回は粘ってみましょう。

p256
何かを思い出すときに、意図せずにまず過去の嫌な体験が頭に浮かぶ人は少なくないでしょう。このように、いつも最悪のことを考えてしまって、合理的な判断ができない状態を「メモリーバイアス」と呼びます。

p274
このように、トラブルに対して「なぜこんな事態になったのだろう?」と考えるのではなく、「この問題で取れる対策はなんだろう?」のように、自問自答の内容を変換していくわけです。/解決策が出せなくてモヤモヤしたら、すかさず「何?」の質問に切り替えてください。

p285
もちろん、自らを犠牲にして悪と戦うヒーローを描いたような映画やアニメ、漫画でも構いません。「この考え方はお手本にしたい!」と思える人物やキャラの行動に、定期的に触れてみてください。


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