Ubuntu に Apache をインストールし、https 接続設定

荒川仁志

Ubuntu に Apache をインストールし、独自ドメインで https で接続できるようにしてみた。

環境：Time4VPS（Strage 0.5 TB plan：1 vCPU、1 GB RAM、Port speed: 100 Mbps、Virtualization: OpenVZ）

（０）ドメインレジストラ（僕の場合は Google Domains）でサーバーの IP アドレスに A レコードを向ける。

（１）Apache をインストールする。

$ sudo apt install apache2

（２）Apache を起動し、自動起動も有効にする。

$ sudo systemctl start apache2
$ sudo systemctl enable apache2

（３）80/tcp 番ポートを開ける。

$ sudo ufw allow 80/tcp

これでドメインにアクセスすると Apache の Default Page が表示されるようになったはずだ。

（４）Certbot クライアントのインストール。

$ sudo apt install certbot -y

（５）Apache を一旦止めた上で証明書を取得する

$ sudo systemctl stop apache2
$ sudo certbot certonly --standalone -d {mydomain.com} -m {メールアドレス} --agree-tos
$ sudo systemctl start apache2

（６）/etc/apache2/sites-available/default-ssl.conf をバックアップ。

$ cd /etc/apache2/sites-available
$ sudo cp default-ssl.conf default-ssl.conf.default

（７）/etc/apache2/sites-available/default-ssl.conf を以下のように修正、保存。

（7-1）

変更前：
ServerAdmin webmaster@localhost
変更後：
ServerAdmin {５で登録したメールアドレス。}

（7-2）

SSLCertificateFile：/etc/letsencrypt/live/{ドメイン}/fullchain.pem
SSLCertificateKeyFile：/etc/letsencrypt/live/{ドメイン}/privkey.pem
SSLCertificateChainFile：（行頭の # を外した上で）/etc/letsencrypt/live/{ドメイン}/chain.pem

（7-3）設定反映。

$ sudo a2ensite default-ssl.conf
$ sudo a2enmod ssl
$ sudo systemctl restart apache2

（7-4）ufw で Apache Full を開放する。

$ ufw allow 'Apache Full'

これで https で接続できるようになった。

参考：
Install Resilio Sync (BTSync) on Ubuntu 18.04, 18.10 Desktop/Server
https://www.linuxbabe.com/ubuntu/install-resilio-sync-btsync-ubuntu-18-04-18-10

Ubuntu 18.04 と Apache2.4 で Let’s Encrypt を利用して SSL 化する | 突撃なんでもチートシート
https://blog.totsugeki.com/post-300/#toc_id_5


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