Raspberry Pi で 4極ミニプラグから映像出力

Raspberry Pi OS では Bullseye において、4極ミニプラグからの映像出力ができなかった。

そのため、Buster を使う必要がある。

Raspberry Pi Buster に4極ミニプラグから映像出力する手順を改めてまとめてみる。

接続するモニターは、「Orion DM16-B2」だ。

価格.com - オリオン DM16-B2 [16インチ] スペック・仕様
https://kakaku.com/item/K0000537671/spec/

説明書 PDF
https://doshisha-av.com/support/manual/DM16-B2_DM16-B3.pdf

環境:Raspberry Pi 3 Model B(Buster 32-bit)

(1)/boot/config.txt を編集し、sdtv_mode=1 とする。

(2)Raspberry Pi をシャットダウン。Orion DM16-B2 を接続して、再び Raspberry Pi を起動する。Orion DM16-B2 に映像が映る。

(3)黒い縁を消すために、Raspberry Pi Configration>Display>Underscan を Disabled に変更。再起動。

これで黒い縁が消える。

(4)再び /boot/config.txt を編集し、以下のように設定する。

overscan_left=16
overscan_right=30
overscan_top=5
overscan_bottom=10

(5)再起動して完成。

黒い縁を消す設定を overscan の設定のあとにすると、overscan の設定がコメントアウトされてしまった。だから、上記の手順で行う必要がある。

なお、Raspberry Pi 4 で同じことをしても何もモニターに表示されなかった。


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