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2022年 今年の初キャンプ

1ヶ月ほど前から、いつキャンプに行こうかと考えていた。まだ寒いので泊まりは無理かなということで、昨年の最後のキャンプに行った栃木のキャンプ場のデイキャンプに予約した。まん延防止のため、新規の予約はできなくなっているようだったが、1ヶ月前に予約していた私は、利用させてもらえるということだった。
ここは、夏の泊まりのキャンプだと5000円近くする所が、冬のデイキャンプだと1800円。かなり安くなる。

子供を誘ってみたら、テスト前だというのに一緒に行くと言ってくれた。いつもソロキャンプなのでうれしい。

夫の話によると、「天気はいいかもしれないけれど、風が強いかもね」とのこと。そうか、、風が強いと焚き火がかなり大変になりそうだな。せっかく子供も一緒に行くのに、楽しく料理できないとかわいそうだな。と。
思い立って、焚き火用のウインドスクリーンを急いで購入した。
迷ったが、ある程度重くてしっかりしていた方がいいと思い、キャンプグリーブの物にした。重量が2kg近くあるため、ソロキャン用に軽量化を図っていた私にとってはかなり迷うところだったが、そんなこともあるよねと購入を決めた。

当日、気温は15度近く、快晴。車の中からの景色もすっきりと山々が見えて、ようやく長いつらい冬の終わり、春が来たと実感できた。

途中、道の駅により到着は10時。早速風向きを考えてウインドスクリーンと焚き火台をセットする。すでに風が強くなってきている。

今回もいろいろと焚き火料理を試してみたくて、焚き火台は2台使用。もう一台は焼き鳥用に、炭火を設置。子供がせっせと、薪から火をつけて、炭火を起こしてくれた。子供は作業しながら、やってみたかったというマシュマロの串焼きと焼きリンゴを作っていた。
マシュマロは、「おいひぃ~」「やわらか~い」とうれしそう。
うれしそうな顔を見て、こっちもうれしくなる。
リンゴは、ちょっと焼きすぎて焦げてしまったけれど、中はとろりとはちみつと混ざってやわらかく煮えていた。

その間に、私は軽いおやつを作る。
「春巻きの皮のポッキー」
春巻きの皮を4分の1のサイズにカットして、溶かしたバターをたっぷり塗って、グラニュー糖をふって、くるくると棒状にして油でさっと揚げる。


ふぅ~できた、、、思っていた以上に時間がかかった。
家で仕込んでくればよかった。でも、この無駄なような時間も心が無になって楽しい。

カセットコンロを設置し、鉄皿に油を入れて揚げる。思っていたよりすぐにきつね色になるので、スピード勝負。

おお~いい感じに揚がった♪♪

これが、なかなか美味しかった。こんなにたくさん食べられるかなと思っていたけれど、サクッとしてちょうどいい甘さで、チョコを溶かして先端につけながら食べてみたらこれもまた美味しかった。あっという間に食べてしまった。


今日は食べるぞと決めていたので、やってみたかったキャンプ料理をいろいろ作る。今度は、お餅のワッフル「モッフル」を作る。
丸餅が残っていたので、ワッフルメーカーで焼く。

火力が足りなかったのか家で作るときより、お餅がきれいに広がらずコンパクトなモッフルになってしまった。家で作って持ってきた、みたらしときなこをつけて食べた。
左上は子供がやいたリンゴを少しもらった。
このあたりから風が強風になってきて、物を飛ばされないように管理しながら、食べたり、料理したり、、。のんびりというよりバタバタ。
よくみるとみたらしに、風でとんできた芝の葉がついている。
食べてしまったかも。まあキャンプだからこんなこともある。

子供が、起こしてくれた炭火でじっくり焼き鳥を焼く。
家で、串に刺して持ってきた。

おおぉ これもいい感じに焼けた。
塩と、家で作ってきた焼き鳥のたれをつけながらいただいた。
「あまったら、夜ご飯に持って帰ろうね~」なんて言っていたが、「おいしぃ~」といいながら全部食べてしまった。

まだまだ続く。もう一箇所で作っていた左下「カマンベールチーズのチーズフォンデュ」と右上「アヒージョ」
どっちもすごく簡単で、美味しかった。
カマンベールチーズは本当に、そのまま焼くだけで、真ん中がトロッと溶けて、チーズフォンデュができて感激した。
子供と「これは簡単だし、美味しいし、楽しいしいいね~」といいながらチーズをたっぷりからめる。特にフランスパンがカリカリに焼けてトロリとしたチーズとベストマッチ。
似たような材料なのにアヒージョはやっぱり魚介の旨みがいい。

ようやく、落ち着いてきて、隙間で、コーヒー用のお湯を沸かす。

最後に、インスタントのカフェオレと、焼きマシュマロチョコを食べてようやく一息ついた。
子供と二人で、「すごい!!全部作って食べたね」「大変だったけれど、なんか楽しいね」とやり遂げた感に浸っていた。

無我夢中で、のんびり周囲を見回す余裕もなかったが、気がついたら周りのキャンパーたちはみんないなくなっていた。遠くにチラホラ残っているくらい。
この頃には、強風でテーブルとかもひっくりかえりそうな勢いだった。
寒さは感じなかったが、キャンプは雨だけでなく、風もまた大変なんだと気がついた。キャンプをしていると、毎回学びが大きい。
でも、ウインドスクリーンを思い切って用意して本当によかった。
ペグでしっかりとめているので、風をしっかりよけてくれて、安定して料理が楽しめた。
片付け終わって、車に乗り込んだら、外の強風が嘘のように、静かな車内。
子供が「雨風しのげるってすごいことなんだねぇ」と一言。
本当にそうだと思った。

帰り道、助手席で疲れてぐっすり寝ている子供の横で運転しながら考える。
この平和な時間がずっと続いて欲しいと。
ウクライナのニュースを思い出す。不安な毎日を過ごしている人たちが世界には沢山いる。何か少しでもできることはないのだろうかと。

#キャンプ #キャンプ料理 #炭火料理

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