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なぜ脱サラして移住ではなく2拠点生活を目指すのか

このnoteは、忙しいワーキングマザーが、どうすれば楽しく・有意義な家族との時間を確保できるかを試行錯誤している様子を記したものです。

2拠点といってもきっと目的は人それぞれで、憧れの田舎暮らしをしてみたいとか、東京での生活に疲れてとか、子供の教育のためとか色々あるんだろうなと思います。私の場合、人生の軸が「家族」なので(以前のノートはこちら)、今の家族(夫、娘2人)と共に、故郷の家族(祖母、両親、親戚etc.)たちとも過ごせる時間を持ちたいというのが一番大きな理由です。
だったら脱サラして移住すればいいのでは?と思われる方もいらっしゃると思うのですが、そうしないのには3つの理由があります。

① 今の会社での安定収入
② 東京ならではの刺激
③夫や娘たちが地方暮らしをする目的

① 今の会社での安定収入
私が勤務している会社は、有給休暇は取得しやすいどころか、取得しないことを怒られるようなホワイト企業で、育休も1回につき3年間の取得が許されています。
フレックスや在宅勤務の制度もあるので、子供を産んでも働きやすい環境が整っていて、多くの女性が出産後も勤務を続けています。
大企業なので一人の裁量権は小さいですが、その分多くの人と協力して、大きなプロジェクトを動かす楽しさがありますし、何より、安定した収入のあるサラリーマンはやはり大きな魅力だと感じています。

② 東京ならではの刺激
高校卒業までは山口で暮らし、田舎と都会の暮らしを両方知っている私としては、やっぱり東京でしか感じられない刺激もあるよなーと思います。
例えば娘の教育について。可能性を最大限引き出してあげたいという思いから、娘の好きな製作活動ができる習い事に通わせています。それは、娘の将来を考えた時、好きで得意なことをどれだけ伸ばせるかが鍵だと思っているからなのですが、そんな話を地元の従姉に熱く語ったところ、「へぇ〜(ちょっと理解できんわ)。」といった反応でした(涙)これ、東京のママ友とだったら何時間でも語り合えちゃいます(笑)
情報が多すぎるのは大変ですが、でもそれは同時に選択肢が多いということでもあります。その中から自分に合った道を選択できたり、別の道を選択した人たちと語り合える環境がある東京は、私にとって大切な場所です。

③夫や娘たちが地方暮らしをする目的
冒頭で書いた「今の家族(夫、娘2人)と共に、故郷の家族(祖母、両親、親戚etc.)たちとも過ごせる時間を持ちたい」というのは私の希望で、家族(特に主人)は、別に義実家の人と過ごしたいわけではないはず。。
それでも2拠点生活には賛同してくれて、一緒にできる方法を考えてくれているのですが、彼にとっての目的は「知らないなんてもったいない」だそう。お父さんの仕事の関係で転勤族だった彼は、自分の知らない世界に飛び込むのが苦ではないらしく、「田舎での生活」という未知なる世界に興味津々で、関連本もどんどん買って勉強を始めています(笑)(何事もポジティブに楽しんでくれて本当にありがとう!あなたと出会えてよかった!)
もちろん彼にも仕事がありますし、何事にも興味津々な彼を田舎に縛るのも違うかなと思うので、2拠点はお互いにとっていい選択かなと思っています。

欲張りな発想かもしれませんが、主人の実家(神奈川)にも自分の実家(山口)にも遊びに行けて、東京での刺激も受けながら、田舎でしかできない経験もしたい。自分の「やりたい」を全部叶える生活を送るために、テクノロジーをどう活用していけるかという視点を大切にしたいと思います。

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