【映画】薬の神じゃない

あらすじを読んだら、とっても面白そうなので。
『我不是薬神』って思っいきり直訳タイトルやな。
以前見て好きだった映画『ダラス・バイヤーズクラブ』を彷彿とさせる内容で。
あっちはエイズで、こっちは白血病なんだけど。
『ダラス・バイヤーズクラブ』が好きな人はきっと好きだと思う。
薬買えないなら自分らで輸入しちゃお!って話なんですわ。
これが実際に中国であった事を元に映画化したっていうんだからワクワクしちゃうよね。
健康保険って本当にありがたいものだと実感します。

仕事中ソリティアやる程に暇なインド輸入雑貨屋さん。
嫁にも愛想尽かされて、家賃も払えない。
見るに見かねた大家さんがお客さんを紹介してくれる。
薬の密輸の話。
しかし薬の密輸は重罪だという。
ちょっと不気味なミカン男さんに詳しく話を聞くと白血病の薬を輸入して欲しいっていう。
正規の薬はあるけれど、とても高くて続けられない。
だけど薬を必要としている人は沢山いるのだと。
インド製なら同じ薬効で安く手に入れられる。
そしてミカン男さん自身も白血病で。
でも子供もいるしじーちゃんもいるし捕まってらんないよね。
ごめんけどやっぱできんわって断るんだわ。
ちょっと不気味なミカン男さんが「気が変わったら電話をくれ」と言って電話番号を書いたメモを置いていく。
そうこうしてるうちに老人ホームのお父さんが倒れちゃう。
脳血栓かな?
手術には大金が必要だ。
病院から店に戻ると家賃滞納でお店が封鎖されてる。
無理矢理中に入って男が置いていった電話番号のメモを探す。
やるっきゃないってやつですよね。

よく見たら嫁の兄、周一囲さんやないか!
『蒼穹の昴』の梁文秀だよ。

だけど腹を決めて輸入するんだけど全然売れない。
そこでミカン男さんが売れるあてを思い出す。
白血病のネットコミュニティの主催者。
上海のクラブは楽しそう。
そこのダンサーをやってるという。
娘さんが白血病なんだって。
だんだんと桃太郎さんみたく主人公に仲間が集まってきて、薬の輸入チームが出来上がるんだね。
チームに牧師さんがいるってのがおもろいよね。
そんな急に金回りが良くなったらバレないの?ってちょっとハラハラするんだけど。
でも、薬が広まるにつれ、当局も気付くし締め付けもキツくなってくる。
そしてどうなるか…。
オモロいので、是非見て欲しいわ。
オススメです。
だってあらすじを読んだら面白くない訳がないじゃん。
こーゆー話好き。
しかしこの主人公のモデルの人は見上げたもんだわ。
自分にはできないわぁ。
主人公の俳優さん、いい演技してたね。
ミカン男さんもよく見たらいい男ですやん。
中国語圏の映画は香港と台湾しか見たことなかったんやけど中国映画もおもろいんやんな。
周一囲さんも文秀やってた頃より渋くていい感じになってましたな〜。
蒼穹の昴についてもいつか書きたいんですけどね。
中国版DVDを個人輸入するほどのファンです(日本版より中国版の方が話数が多い為)。
原作もとっても大好きなんで。



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