稽留流産確定から自然排出まで〜事前学習〜

とりあえず準備できる物は準備して、あとは毎日自分の体と向き合って、その時を待つだけ。とはいえいつ何が起きるのか、おおよその見当がつくなら知りたいと思う。

検索の結果、以下のことがなんとなくわかりました。

稽留流産となってから2週間以内に7割、6週間以内に9割くらいの割合で自然排出に至る。長くても2ヶ月以上という例は見なかった。その前に手術を選択することが多いのかもしれないし、そのくらいまでにはほとんどの場合で自然排出されるのかもしれない。

・妊娠週数が短く、胎嚢や胎児が小さい方が自然排出時の出血が少なく、痛みも小さい傾向があるようだ。また、稽留流産の診断から自然排出されるまでの期間も妊娠週数が短い方が早く、妊娠週数が長いと時間がかかる傾向があるのかも??

・胎児が21mm、9wでの稽留流産というのは自然排出するには少し遅い部類に入るようだ。

・出血が突然始まる場合もあるが、茶色のおりものが少し出て、それが増えて徐々に出血が本格化してくるという過程を経るケースも多そうだ。

・経産婦の場合、自然排出時の痛みは「陣痛のような」と表現することが多いようなので、周期性のある、子宮が収縮するような痛みなのだろう。

・排出時に出血が多くなることがあるらしいので、貧血対策に水分補給はこまめにした方が良さそう。そして鉄分の摂取も意識的にした方が良さそう。また、出血が多いと寒さを感じやすいようなので、体を温められるものがあると良さそう。

・自然排出がうまく経過しない場合、緊急手術となってもその時まだ胃に内容物があったりして(予定手術の場合は前日夜から絶食らしい)麻酔ができず、部分麻酔で搔爬処置を行うことになり、それはかなり痛いらしい。

・排出された子宮内容物は血の塊よりも白っぽい、あるいは肌色っぽい物で、容易に見分けがつくようだ。

・基礎体温は子宮に胎児がいる限り下がることはないようなので、基礎体温の変化で排出のタイミングを知ることはできないらしい。

・病院によって手術か待機的療法をとるかという方針が異なるらしい。

・待機的療法の選択を基本方針にしている病院などでは、排出時の痛みの緩和用に鎮痛剤と、排出後に飲むための子宮収縮剤を処方しておくところがあるらしい。

・待機的療法を選択肢としてあげている病院には不妊治療を行なっているところが多い印象。その場合、次の妊娠に向けて子宮に負担が少ないという観点での待機的療法の選択がされるようだ。ただし自然排出までの時間が1ヶ月以上かかったりすることもありそうだし、年齢的に早く次の妊活に取り組みたい人には確実に手術で早めに次へ、という選択もあるようだ。

ありがたいことにネット上に様々な人が自身の経験をシェアしてくださっていて、リアルな体験として大変参考になる情報がたくさん得られました。また、多くの病院や医師が、流産時に行う処置や起こることについて解説をされていて、専門的な知識に基づく信頼できる情報として参考になりました。

私の場合、お世話になっている病院が基本的には手術をする方針だったこともあり、待機した場合に起こることなど具体的な情報を得にくい状況でした。ただ、出血があった場合はすぐに連絡してください、夜間でも人がいますので、と言っていただけたことは心強かったです。こちらの病院は分娩も行っている病院なので、基本的にはいつでも人がいるとのことです。まあ、だからこそ、分娩予定が入っていて手が離せない時に流産対応が緊急で入ることを避けたい事情もあり、流産の場合は手術という方針なのかもしれませんが。。


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