その先になにを見る?

満開に咲いていた桜も葉桜になり街路樹のハナミズキのつぼみが開きかけ4月が終わる兆しを見せている。

不安の中で始まった新しい生活は昨今のコロナウィルスの影響で未だ不安のままだ。こんな状況で救われたことといえば、たいして仲良くもない人たちが大勢集まる飲み会の席がなくなったことぐらいだ。

政府の対応は諸外国と比べて頼りなく的外れな政策やポエムのような会見に一喜一憂することも疲れてきた。怒りを通り越して呆れてものもいえない。
一方、民間では人との直接的な関わりを極力避けるためテレワークが進んだり無駄だと思える行事が次々と中止になったりと、形骸化していたルールの問題点が如実になることで社会が変わる転換期だという人もいる。

こんな不安な状況の中で、自分がどうありたいのか定まらない自分もいる。それがもどかしくてやるせない。答えを探すための道のりは果てしなく迷路に迷い込んでしまっている気がしてしまう。どこにも向けられない苛立ちを抱え込んだまま、日々は続いていく。
それでも自分が感じた違和感に蓋をしたくない。それだけは変わらない。それでも進んでいくんだ。いつか光が見えると信じて。


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