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スクラップド・プリンセス 第2話 半熟騎士の行進曲(マーチ)

 山賊に襲われるカスール三姉弟妹。

余裕の相手だが、そこへ通りがかった少年が助けようとする。

シャノンが山賊を片付けた後、パシフィカに一目惚れした少年はついていこうとする。

彼はレオと名乗り、スコルプス男爵家の長男で、王国騎士団〈アンヴァー・ナイツ〉への入団を目指して武者修行中であり、元〈アンヴァー・ナイツ〉副団長のドイル・バレットに騎士道の教えを乞いに行くと語る。

 ドイルがいるらしい村の近くの湖で休憩中、巨大な蛙が突如現れる。

逃げ惑う中、謎の少女が現れ、あれは蛙の姿をしているがドラゴンだと言う。

少女は謎の力でドラゴンを蛙の姿から人間の姿に戻し、「もういい」と言ってやることで休むことができるから言ってやるようパシフィカに促す。

パシフィカが「もう休んでいいよ」と言うと、ドラゴンは「ありがとう」と言い、姿を消すのだった。

スクラップド・プリンセス2話②


 その後、ドイルの家を見つけ訪ねるも、ドイルは「何が正義で何が騎士道か分からなくなった」と語り、追い返されてしまう。

その夜、近くに住むお婆さんからドイルは15年前の聖グレンデルの託宣にて、廃棄王女を始末する命令を受けて赤子だったパシフィカを崖に落として以来、騎士をやめたのだと聞かされるのだった。

スクラップド・プリンセス2話③


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