スクラップド・プリンセス 第5話 吟遊詩人の子守唄(ララバイ)
【要約】
旅を続けるカスール三姉弟妹とレオは、道中で吟遊詩人から一曲聴いていくよう勧められるも、警戒したシャノンとラクウェルが断り、一行は先を行く。
昼食後、ラクウェルが怪しい人がいないか魔法で探ると、先ほど話しかけてきた吟遊詩人が近くにいることがわかる。
シャノンが吟遊詩人の下へ行くと、彼は〈魔蟲〉(バグ)を操る暗殺者の一族であり、通称〈サイレンサー〉と呼ばれるキダーフ・ジャイロットと明かす。
そして彼がバグの一匹をパシフィカの下へ向かわせたことを告げられる。
傍にいたレオがバグを斬ったものの、バグの放った毒針がパシフィカをかすり倒れてしまう。
毒消しが必要だが、手に入れられる当てもなく困るシャノンとラクウェル。
レオは元騎士であり同時に医者でもあるドイル・バレットに頼むことを提案。
シャノンが看病し、ラクウェルとレオがドイルの下へ向かうことに。
一方、クリスは司令官バロネスに呼び出され、何らかの処分を受けることを覚悟していたが、新しい部隊長官から15年前のグレンデルの託宣と廃棄王女について再調査の命令が下ったことを伝えられる。
また、調査を円滑にするために彼女の計らいで養子に入れてもらい、クリストファー・バイラッハとなる。
二人はラインヴァン王国第一王子フォルシスに挨拶に向かい、彼から廃棄王女が生きているという噂があると聞いたことがあるかを訊かれる。
彼は、宮廷魔導士がマヌーリンにて叔母の葬儀に出た際に金髪で青い目の娘を見かけたことを聞き、双子の妹であるパシフィカが今もどこかで生きているかも知れないと気にかけているのだった。
ドイルの下に着いたラクウェルとレオは彼からバグの毒はまともに刺されたら即死、かすっても明日の朝までは持たないと告げられる。
特殊な場所に生える薬草が必要で、この辺りでは砦と呼ばれる洞窟にしか生えていないため、三人はそこへ向かうことに。
洞窟の奥ではキダーフが待ち構えており、パシフィカが廃棄王女であり賞金が懸けられていることを告げる。
バグを使い襲い掛かるも、ラクウェルが魔法によってキダーフごとあっさり倒し、薬草を採ることに成功。
急いで戻るのだった。
【私事】
私生活で色々立て込んでいたこともあり、半年も間空いてしまいました……。
半年も空くようなことはもうないかと思いますが、まだ完全には生活が落ち着いておらず、もうしばらくはまた間を空けることになるかも知れません。
誰も見ていないnoteですが、一応最後まで書き切る意志はありますので今後も続けていく所存です。
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