見出し画像

生命力とわたし

甥っ子の体力、底なし沼。

(恐るべし1歳児

月に一、二度ペースで弟一家が遊びに来たり、お呼ばれされてるおかげか、甥っ子の記憶から抹消されずに済んでいる。

甥っ子は元々人見知りをしない人だったが、成長と共に少しずつ自他の境界線が確立されてきたのか、誰でも彼でも愛想を振りまかなくなったそうだ。

はたして今回はどうだろう?

弟夫婦の家に着くと、窓からひょこっと顔を出す甥っ子。
来訪者ひとりひとりの顔をしかと確認しては、「こいつは俺の知ってる人物か、そして無害か否か」のジャッジをしている。(ように見える

次はわたしの番。
目が合った瞬間、ニコォォッと満面の笑顔。

っしゃー!!検問突破ーー!!!

(渾身のガッツポーズ

人目も気にせずその場で変なダンスを踊ると、甥っ子のテンションも爆上がり。
窓をバァンバァン!と力強くたたく姿にこちらも爆笑。
落ち着け、窓が割れる。

甥っ子にとって自宅はまさしくホーム(俺の庭)なので、わたしの家に遊びに来るときよりもテンション高めでお送りしている。

朝から夕方までお付き合いをしたが、1度も休憩を挟まず、ずーーーっと動き回って遊び続ける姿に戦慄したのは言うまでもなく。

甥っ子は、1歳半にして「人生何週目ですか?」ってくらい聡くて、驚くほど手がかからない人なのだけど、(最新型のハイスペックOSがデフォルトで入ってる。)
それでも一緒にいるとトンデモもない疲労感なんだから、親業やってるひとたちホントに尊敬するよ。こんなん毎日とか…ヒーーー;;
体力自慢の弟でさえ悲鳴をあげてるもの。

親業やったり介護しながら仕事して勉強して趣味を楽しんでいる人をお見掛けするけど、もうこれ別の惑星の人なんだなっておもってる。時空どうなってんの。

甥っ子は生命力をがっつり発揮し、わたしは逆に生命力を吸い取られ笑。
とはいえ、どんだけくたびれてもまた甥っ子に会いたくなるのだから、
わたしもなかなかに伯母バカだ。
年齢差を考えたら、孫でもおかしくないもんなー。ただただ可愛い。

老体に鞭打ってヘロヘロと自宅に着いたが、お迎えしてくれたロー太郎のフワフワマシュマロボディによって高速で回復したのだった。
ベルベットのような滑らかな毛並みがたまらん。ラーブ。

サポート大歓迎です。 いただいたサポートは創作活動や情報アップに役立てます!よろしくお願いいたします!