とある誰かのはなし

今日は初めてスマホで文章を打っている。脳みそを冷やすためではない。


外にいながらも大きな感情があふれ出て、どうにもならないのである。人間の感情というのはとても不思議で毎日同じルーティンをこなしていても、別の感情が湧いてくる。今日は好き、明日は嫌い、明後日は普通だった。そんなふうに過ごすのがきっと当たり前だと思う。

そんな毎日が変わった。
不変的で、間違いない、確固たる関係性を持つ人間が出来た。

私は依存先を作るタイプの人間だった。だから男の人はとっかえひっかえしてたし、常にキープは居た。別に恥じることでもないし、ダサかったな、と思うわけでもない。自分の人生だったから。

だから誰かの1番でいたいという気持ちが強かった。と、いうよりその名残で今でも強い。

でも誰かの1番ということは、誰かが2番になる。そういう世界だ。

わたしはある人に運命的な出会いをした。


女の子だった。



私とは見た目は正反対で、年下で、別の学校で、まったく違う生活をしてきた。


その人に出会ってから色々な感情を知った。



その人(以下では“友達”と呼ばせていただきます)友達はわたしが着れないような可愛らしいフリルのついた服を着て、歩く時はしゃきしゃき歩いて、わたしよりも年下なのにわたしよりも歩くのが早い。友達はわたしに「憧れ」を抱いてくれた。と、いうことを最近知った。何故なら私も全く同じ気持ちであったからだ。


自分にないものを持っている友達、あなた。
わたしの1番でいて欲しいな、などとどす黒くて、純粋で、だれよりも輝いた感情を友達に向けている。

あなたはいつだってわたしより少し先を行っていて、判断が早くて、行動に移すことができる。ひととして尊敬できる部分もあるし、たくさんの人に愛されて欲しいな、と思う。


あの日、あの場所であなたと出会えてよかった。

運命という言葉があるということに気が付いた。

あなたとの思い出はたくさん笑っているか、たくさん泣いているか、たくさん怒っているか、色んな感情を見せた瞬間がたくさんあったね。

今日は一度もシャッターの閉まったところが見たことないミスドに一緒に行こうとしたら閉まっていたよ。


2人だったから笑えたこと。全部大きな思い出だね。大好きだよ。



これからもずっと、友達が幸せでありますように。

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