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呪術廻戦にハマった僕に残されたもの。

ハマった。見事にハマった。

っていうか、こいつにハマった。恐れ入った。

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というか僕の好みが「クソガキ」なので、クソガキな大人というのはもう仕方ない。好きになるしかない。好きになるしかないキャラクターを見つけたら、そのキャラクターのファックを想像したくなるわけで、ヨシ、五条悟お前はオナペットだな、という話になる。(身も蓋もない)

そこで、

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彼女である。カッコイイ系?ヤンキー系?まぁとにかく、なんでオトナな女性もたくさん登場している呪術廻戦で、16歳女子高生を僕がイケニエに選んだかってハナシだけど単純に

犯罪だから。

そして僕という脳はバグを続け、とうとう五条悟よりは釘崎野薔薇の初体験とかおっぱいとかおっぱいとかそういうものを妄想し続け、ついには五条悟の視点を借りて釘崎野薔薇をみる事になる。そして僕は恋をする。野薔薇に。

まぁそんな前提は置いといて、だ。

ちなみにTOP画像は、どうしても五釘を創造したくて買ったAI少女というエロゲで作った、釘崎野薔薇と五条悟。いつでもどこでも新鮮なラヴファックを楽しめる仕様となっております。皆さまも是非

呪術廻戦考察、というのが流行っているらしい。

僕は基本的にこういうダメなスタンスなので、考察系は思考の外、「どうでもいい、五条悟と釘崎野薔薇のファックを寄越せ!」と血走った目で訴えている既に呪霊なのだけど、呪霊は呪霊で存在する理由って必要くね?という事で考察をしてみんとてすなり。更科日記

野薔薇の術式はすうれいじゅほう。藁人形呪法、ストローマン戦法。自分ではない誰かに罪を負わせてそいつを殴る、フェミがよくやるよねー!っていうアレ。だけど野薔薇はフェミではない。フェミは泣くけど野薔薇はそんなに泣かない。まぁ、それはいいとして。

先ず釘崎野薔薇は鉄輪カワイイ

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能の演目のうち、鉄輪、と呼ばれるものがある。

愛しい男が別の女に心うつろいだのを儚んだ女が、京都貴船に請願する。橋の下で体を清め(隠喩)愛しく憎い男の体を藁で作って釘を刺すのだ、なんて甘くて切ないロマンス。橋姫伝説も色濃いその呪法を、このヤンキー系少女が使うとか「娘盛りを無駄にするなと・・・」って歌いたくなる演歌の世界。情の濃い女は怖カワイイ。一回ヤったらもうそのあとは取り殺す勢いが出そうな気配がやばい。そしてそんな情が深い女を受け止められる男子、男スィー!は、はて?はてな?はてぶ?

釘崎野薔薇は賢カワイイ。

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実は作中で野薔薇結構、洞察力のあるキャラとして描かれている。勘がいいというか、頭の回る子なんだろう、という印象。また巻末のじゅっぽんグランプリ、でも彼女はオチ役だ。それだけ頭の回転が速い、という女性として描かれている。女性は頭がいい設定、これはよくある設定だが、コミュニケーションとしての回転の速さ(特に芸人さんはこの能力が特出しているケースが多い)を描いた女性キャラは彼女が初めてかもしれない。

多分野薔薇はセクハラをセクハラにさせない、最高の頭の回転を見せる系女子。「君のまんの調子はどう?」って五条に聞かれても、「私のまん?イカついよ」って返せる最強のコミュニケーション能力を持っている。これにスゴく弱いんですよね、アルファ系男性。男性の好みを徹底的に先鋭化すればそれは、おっぱいとまんこのついている男子、であって、うむ。いや、そういう話だけではなくてな、基本的に大人の男というのは頭の回転の速い女性が好きなのだ。つやっぽいとか色っぽいとか美人、ではなくて会話の楽しめる女性。ハイ。

釘崎野薔薇はハイセンスカワイイ。

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スゴい。モノの価値がわかるっていうのは、それを知ってなきゃできない。つまり彼女は高いモノを知っている。それだけの知識を持っている。男女が交際するにあたって、モノの価値の差、というのはデカい。しかし、野薔薇は高級品の価値を知っているわけだ。え、スゴくね?16で?え、なんで?なんでなんだい野薔薇ちゃん。

高級品を知る女性は、生活やスタイルもまた高級品へと近づいていく。つまりのん(僕は野薔薇をのんと呼んでいる)は超絶ハイパークオリティ美女へ成長する過渡期なわけだ。それを恐らくは超絶ハイパークオリティ美女を千切っては投げてきただろう五条悟が知らないわけないだろう、という予想。

釘崎野薔薇は詩的カワイイ。

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ばらよ、おお、きよらかな矛盾よ、
あまたの瞼のしたで、だれの眠りでもないという
よろこびよ。

リルケの墓碑である。リルケはオーストリアの詩人、僕の愛する三島由紀夫にも影響を与えた作家である。非常に明るく、純粋な詩を多く残した作家だ。神様のはなし、は童話の様でけれど詩的で、瑞々しい童心が全編に描かれている。また、野薔薇。この名前で皆一様に思いつくのがゲーテであろう、

童(わらべ)はみたり 野なかの薔薇(ばら)
清らに咲ける その色愛(め)でつ
飽かずながむ 紅(くれない)におう
野なかの薔薇

語り継がれるこの詩、ゲーテがとある少女に贈った詩だそうだ。ゲーテを愛し、彼女は一生結婚をしなかった。また野薔薇の花言葉に詩という意味もある。作者の芥見下々先生は、ブリーチにハマり詩集を描いていたとか。そして作中でも、野薔薇は非常に「詩的」で「メッセージ性を持つ」セリフを連発している。野薔薇、実は愛されている?愛されているよね?僕は心から愛しているよ。だってリルケは薔薇に刺されて死んだからね。

ただ一輪の薔薇 それはすべての薔薇 そしてまたひとつの薔薇 この花なしにどうして語れよう 私たちの希望であったものを

というわけで、みんな僕の証明は終了した。五条悟と釘崎野薔薇は付き合っている、または愛し合う運命にある、という事を。

閑話休題

物事一つに注目しすぎて、全体が見えなくなる事がよくある。荒唐無稽なこの論も、ちょっと信憑性が増しただろ?ウける。五条悟がどうなろうが、釘崎野薔薇がどうなろうが、まぁそれは作者の胸先三寸、僕らにどうこうできるわけじゃない。そんなモノに思想の乗っけてバズーカ打つよりは、健康的にセックス妄想してた方がいいんじゃないかっていうお話。

ちなみに、虎杖クンは多分、スサノオと化すんだろうけれど、スサノオというのは処女でないと鎮まらないらしい。巫女の舞な?あれを舞うのは処女限定。ジェンダーだねぇ、それはいいとしてそんな関係もあるので、虎釘の目もありますよ、という。

とりあえず僕は再度、五釘のファックをファックする方向でいきますので、よろしくお願いします。あ、「お前おもろいな」と思ったらイイネとかじゃなくて、五釘のファック画像を送ってください。宝物にします。

追記

よくある設定だが、「滅ぼされた者達」「虐げられてきたもの達」「勝利者の作る歴史」ってヤツがある。スパルタカスが雄叫びを挙げながら奴隷たちを解放していくのはキモチイイよね。ちょうカイカン。

だが、じゃあ、日本という戦争に負けた国は拳を振り上げアメリカに復讐すべきなんですかね?という事になる。お前たちは原爆を落とした!とブチ切れれば世界は僕らに同情し、涙はあふれ、世界は愛でつながるんですかね?

そうじゃない。勝者の歴史は勝者の歴史。俺たちがやるべきことは

「次はうまくやるさ」

でいいんですよ。次は上手くやろう。こいつが「未来志向」ってやつさ。

ミリタリって本当に含蓄あふれている。

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