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反省文と文責とこれからの話

少し酷い文章を連発していたなあ、と反省しています。

原因としては、全てが私の不徳とこらえ性のなさが原因なのですが、なにより、「文章を読む」という事に対して、若い人達への信頼が足りていなかった。私自身の。

酷く偏った思想を見てしまうと、そのバランスの悪さがどうにも気になり、一家言持ってしまう私の昔からの悪い癖が出てしまいました。

私はインターネット上にあるあらゆる文章を、年齢、性別、国籍で差別しません。その人が文責をもってネット上にあげる文章は、その人の全てであり、全てであるからこそ、批判もされるし、批判もする。

非難も誹謗中傷もくる。それは年齢や性別など関係がない。

一個人が責任をもって上げた文章だからこそ、批判や非難は受けて当然で、文責を持つものはそれに反論する権利がある。

本来はそうなのですが、今やインターネットは小学生でも使える時代です。その配慮が足りていなかった。その想像に思い当って、今この文章を書いています。未成年ならば思想の偏りは当たり前です。これがもし社会人であって、社会の恐ろしさを知ってあれならば、私は更に文章に怒りを込めたでしょうが、その配慮がなかったのは本当に汗顔の至りです。

酷い文章を読んでくださった皆様、ありがとうございます。非難、批判は甘んじて受けます。何もかも自分の不徳の致すところです。申し訳ありませんでした。

さて、一応(一応、です。私は自分に大人の責任など負わせてはいません)

一応大人である私の、知るところ、若い人に知っていてほしい、事をこれから並べます。インターネットは様々な事を学べますが、全てではありません。また悪い大人は至る所に存在し、あなた方未成年の思想や生活を食い物にします。

貴方がたは恐らく、そんな事はない、というでしょう。いいえ、大人という経験を弁えた獣たちが、もっとも簡単に食せるのは君たち未成年なんです。

だからどうか、大人達の食い物にならないよう、私はあなた方に祈りを捧げます。

あなた方未成年は恐らく親御さんから、沢山の大人から「嘘はいけない」と教わったと思います。

あえて私は言いますが「嘘」は悪い事ではありません。

嘘はあなたの身を守る一つの方法です。貴方の身を守る言葉の壁として機能します。しかし、嘘には特徴があります。

人にばれない嘘、というのは「嘘を吐く人が、誰よりも多くの情報を持っていなければならない」という特徴です。

嘘をつく理由にはそれこそ、「自分を守る」為であったり或いは「相手を貶める」方法である場合もあるでしょう。是非、そこで皆さんに自身の周りを思い起こしてほしいのですが、

「貴方に必要以上の情報を与えようとする人がいませんか?」

という事です。

貴方の生活はあなたのものです。貴方がこの世界に誕生した瞬間から、貴方の生活は徹底して貴方のものなのです。その生活に不必要な情報、それは是非精査していただきたい。多すぎる不必要な情報には多分に嘘が含まれており、それは貴方の思想や生活を矯正する役目をします。

自身の感情に従って、自発的に調べる様々な事。それは素晴らしい体験や発見を連れてきて、貴方はそれに夢中になるでしょう。けれども、注意してほしい。それにすら嘘があるのです。その嘘に舌を出して笑っている大人たちは確かに存在するのです。

多くの場合、それは未成年であるあなた方の、生活や方針、未来を矯正するために行われます。そして中には、あなた方の未来を打ち砕く為だけに吐かれる嘘もあります。

現在、各大学にて、怪しげなサークル勧誘に対する注意報、が出ています。

特にコロナ禍の今、誰かと繋がることが更に希薄になってしまった今です。

そんな中、誰かと繋がれる、誰かと話し合える、という状況は、孤独を慰め、自身を奮い立たせます。だからこそ危ないんです。私が大学に在籍していた時にもありました。特に有名大学には必ず、「思想的研究部」というのが存在し、純粋な知的好奇心に燃えているあなた方をしっかりと狙っています。

優秀な人間というのは、そういった人々の「オルグ」を論破してしまえますが、全ての人がそうではありません。

以下、特に顕著な「オルグ」を挙げていきます。

フェミニズム

特に左派に顕著です。女性の人権の復興をスローガンにします。

現在は「第三波フェミニズム」から、米国では「第四波フェミニズム」が勃興していますが、重要なのはこの中の、「第三波フェミニズム」です。

海外の女性運動家達が、何故トップレスになるのかご存じですか?

彼女らの思想の中に、「女性の体は美しい」「私たちは自分の性に自信を持っていい」というメッセージが込められています。かつての歌姫、マドンナは、「第二次性徴がはじまって膨らみ始めた自分の乳房を見てほしいから、下着姿で学校に行った」ほど。女性のセックスの自由を掲げています。

また、特にこの第三波フェミニズムで重要なのがセックスワーカー達の在り方です。

私も元は夜の世界で生活していました。ホステス、という職業です。夜の世界にいると、其れなりのセックスワーカーと知り合いになる事も多い。

私は自身を「アンチフェミニスト」と自称していますが、不思議な事にこの第三波フェミニズムの思想と運動に、完全にリンクしています。

大学在学中に「セックス」に関する論文を書いたデリヘル嬢や

子供を育てる為にソープで頑張るママ

海外への留学資金をためる為にソープで働く大学生

マンション購入の資金の為にデリヘルをやるOL

そんな力強い女性達を沢山みてきました。そしてそこから、女性の権利、女性が自由に「自分の能力と体を使って生活をする」事に力強い感銘を受けました。女性は「慎まやかに存在しなくてもいい。好きな男性と好きなようにセックスをする権利があり、またセックスを楽しむ権利がある

男性が自身の肉体を使って賃金を稼ぐように、女性もまた自身の肉体に自信を持ち、それによって利益を得ることができる

故に、です。フェミニズムを標榜しながら「セックス」の在り方を固定する言説をとる集団、とった個人は間違いなく偽物です。第三波フェミニズムの在り方を知らない。

そしてそういった人ほど、フェミニズムの歴史を押し付け、不確かで専門的な言葉を並べ、喚きます。現代のアカデミックフェミニズムは自家撞着に陥っており、専門的な言葉で人をけむに巻く傾向があります。

恐らく近年でもっとも「フェミニズム」的な模範行動を行ったのは飯島愛さんでしょう。元AV女優であり、それゆえにHIVの啓発、コンドームの啓発、婦人科の定期健診の啓発を積極的に行っていました。

憲法9条

平和憲法、反戦に関するオルグです。

特に沖縄の問題などに顕著ですが、リベラリズム(自由主義)を貫く人でも、憲法9条は改憲すべきである、と述べています。

沖縄に米軍を置きたくないのであれば、日本は「日本国軍」を創設し、核を持たなければなりません。地政学上、防衛上、それは必須の条件です。

日本の防衛費がおそらく世界でもかなり少なく抑えられているのは主に在日米軍の為です。故に、トランプ政権が誕生した時、彼は真っ先に「無駄な支出である在日米軍の撤廃」を掲げました。

宗教

現在、この宗教的オルグは宗教の形をとりません。あのオウム真理教の事件以降、特に日本人は宗教に対して過剰に神経質になりました。

オウム真理教事件の妙は、「専門的知識を持つ非常に優秀な学生たちが大量に出家していた」点です。専門的知識を持ち、また非常に優秀な頭脳を持つ人間は必然的に「孤独」に陥りがちです。宗教、思想はそこを狙います。

今は恐らくサークルのノリで入団者を増やします。「何か困った事はないか」「寂しくはないか」と友人のふりをして貴方に近づきます。

深い神学知識、ブッディズムなどの知識があれば、その嘘を見抜けます。世界的宗教とはその教義に差こそあれ、本質は全て一緒であるからです。

マルクス主義

恐らく最も穏健ですw過去はハイジャックやあさま山荘という事件を起こしましたが、今は恐らく左派系統で最も穏健で、尚且つ非常に頭のいい人達がおおい印象があります。テロリズムの元はありますが、そこに走るまでに凄まじい勉強量を要求してくるので、元気はなくなるかと。マルクス主義者の話は聞いてみていいと思います。資本論を読むところからはじめましょう。

右派

嫌韓・嫌中

特にインターネットないで勢力を振るいます。特に知的ではないし、一方的に暴言を吐かれるだけなので恐れるものではないのですが、中には「左派理論を完全に理解し、それを逆手にとって、更にオルグの要素を加えてくる」猛者が隠れています。これから学べますね、敵を倒すには徹底的に敵を知れねばならない。猛者の話は聞いてみていいと思います。世界の地政学、鉄火場、紛争等の深い知識に触れることができます。

右翼

怖いのであまり書きたくありません。皆さんも是非、日の丸飾った黒い車を見たら、目を合わさずに通り過ぎましょう。これも「TOP」が非常に魅力的な人物である場合が多いです。少しだけ、裏社会。


つらつら書いてきましたが、世の中にはいろんな人が居ます。

どうか騙されないで。貴方たちには「選択」する権利があります。その選択権を奪うありとあらゆる思想から、貴方たちは逃げていい。

私はいつもいつだって、神でもなく、思想でもない、人間を信じている。

人間はそんなに愚かではない。愚かしくて輝かしい。人間は素晴らしい。

そしてそれは、貴方の素晴らしさに帰結します。


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