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眺める距離間

今、塗り絵をしている。
マヤの絵文字だったりすると、一部分ずつ塗りつぶしていく。
それでは気づかなかったものがある。
それは、背景が塗った色に染まっているように見えてしまう現象。

マンダラの絵を塗る場合は、パーツの色を決めると、その部分だけを先に塗りつぶす。
例えば、赤を塗ると全体が赤く染まったように感じる。
次に青を塗ると、塗った部分とまだ塗ってない部分で色の感じ方ががらりと変化する。
とても面白い。

目からの距離が50センチくらいだと、一番わかりやすい。それより離れれば、そんなことは感じ取れない。近くによれば、背景の白と認識してしまう。

私は思った。私たちは人を見て判断するとき、その人のことはよく知らないのに、周りにいる人、会社、グループで判断していないだろうかと。
個人ではなくフィルターを通してみていないだろうか。
実際に見たことではなく、嘘か本当かわからないネット情報に振り回されていないだろうか。

考える時間を与えられたことに感謝。

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