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私は葦のように生きていたい

「人間は考える葦である」
これを私風に言い換えると、「私は葦のように生きる女である」。
すべてが成り行き、そんな生き方。
何か一生懸命にしたことがあっただろうか。
ないんだよ。

小学生の時から、楽して勉強したいと思っていた。
面倒な計算なんてしたくない。
いかに楽して答えをだそうかと工夫する。
文章問題も、何を求める問題なのかだけを考える。わかるまで何度も読む。
あとは2×3=6に問題を当てはめる。
速度×時間=距離なら、2を求めるのか、3を求めるのかだけを考える。

漢字を覚えるのなら、自分にあった覚え方を見つける。
私は書いて覚えるタイプ。
10回でも20回でも書いて覚える。
がむしゃらに勉強なんてしない。

一生懸命に試験勉強なんてしない。
だから、いい点をとらなくても平気。

進学をやめたのも、迷惑をかけたくないという、成り行きから。
仕事も雇ってもらえるなら、それだけ。

今まで生きてきて、必死になったことが二度だけある。
自分と子どもたちを守るため、離婚に踏み切り、
追いかける旦那から逃げたとき。
二回目も似たようなものだった。

成り行きで結婚なんてしちゃだめ、それを学びました。
こういう性格だから、相手に合わせてしまう。

私は葦。
しぶとく生きる葦。
風に吹かれて、虫たちを眺める葦。
それで満足な葦。
特別なことを求めず、日々の中で幸せを見つけ、笑っている葦。
それが私の生き方。

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