もう迷わない

人のために生きる。
これは、昔からずっと思っていたことです。
私の人生の目的。
しかし弱肉強食の社会に出て、その考えは間違いだったのか、と悩んだ時期が確かにありました。
世間では自分の為に生きることが推奨され、実際に自分の為に行動する者が出世していったのです。
でも納得いきませんでした。
本当にこの世界は弱肉強食の世界で、自分のために生きることが最善の方法なのか。
いろんな本を読んで学びました。
そして今の結論は、やはり
「人のために生きる」です。


その理由は3つあります。


まず1つ目は私達は地球の一部だということです。
私たちは地球から生まれました。
すべての生物が地球を母とする兄弟ですし、地球の分身、つまり地球そのものであるとも言えます。
同じ地球なのに傷つけ合う必要ないですよね。
自分が痛いだけなのだから。
どこかが傷つけば他の部分でかばい合わなければなりません。


そして2つ目は、私たちは群れを作る動物だということです。
アリでもライオンでも、群れで生きている動物が、仲間のために働かず自分のために動いていれば、その群れは崩壊し、絶滅します。
それぞれが群れのために働くから、その群れは存続することができています。


そして3つめは、
人のために生きる人には信頼が集まるということです。


例えば私達はどんな人の力になってあげようと思うでしょうか。
どんな人に親切にしてあげようと思うでしょうか。


それはやはり、普段から周りの人の力になってあげている人ではないですか。
いつも周りに対して親切な人が困っていれば、
「今度は私があなたを助けてあげる」
とあなたはその人を助けてあげるはずです。
そして、そのあなたの姿を見ていた他の人が、また、あなたの力になりたいと思うはずです。


つまり人のために生きている人を見た誰かが、またその人の力になる。
そうやって「人のため」の「連鎖」が起きれば、その組織は無限に成長していきます。

それは身の周りの小さな組織から、人類という大きな組織まで共通する法則です。

やはり「人のために生きる」は間違いじゃない。
確かに損をすることはあるでしょう。
しかし、人生の全てをトータルで考えれば、きっと見えてくる。
自分なりの答えが。

ともに人のために生きていきましょう。
実際、私も迷っていた時期が長かったので、まだまだ行動が足りていません。
これからです。


それではまた。

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