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モーニング俳句始めました2019.4月

4月10日の朝、なんとなく朝俳句を始めました。毎朝5時頃に「今日の季語」をツイートするアカウントがあるので、その季語をお借りして一日一句、なるべくまだ寝ぼけているうちに詠むことにしています。初めて知る言葉や「それって季語?」というものもあっておもしろいです。100%初心者が眠い時間帯に詠んでいるので季重なりとか「そういうの俳句じゃない」ってのがあったらすみません。今日(5/29)現在、まだ続いています。


若芝に小指うずめているあんよ

炉塞ぎて爪切り飛ばす長い脚

柵越しの山吹バスにふれてみて

靴の裏ぬるぬる温し畑打ち

入隅にはなびら溜まる梅若忌

うぶ毛にも触れて名を問ふ蓬摘

春眠や他所の目覚まし止めたくて

春闌けてつき出す脛にのぼる虫   (春闌けて:はるたけて)

ゆび嗅いで喰うた気でいる桜餅

穀雨やわらかし実らぬ腹濡らす

浜に海胆のこるわたしとふたりきり   (海胆:ウニ)

三輪車錆びてスミレと添うくらし

堤防に細螺ならべて海を攻む   (細螺:キサゴ)

しおまねき目がけて降りる羽田沖

沈黙のすきま芝桜で埋めて

鯥五郎の目のよく泳ぐ参観日

ゴールデンウィーク朝のやや静か

開帳にほこりの示す陽のぬくし

満天星の花ささやきは地に満てり   (満天星:ドウダン)

待ちかねしレガッタ来れば疾く去る

レガッタの矢印青いまま過ぎる


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