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世界一褒めてくれる人が居なくなった世界で。

さっきまで寝てたけど起きた。
強烈に夢を見すぎる。

夢メモ

気がつくと、死んだお父さんがいつものように手を後ろに組んで満足そうに笑ってた。

「これで合ってるかな?」って聞いたら「大正解!!!ぜんぶ合ってる!!!だいじょうぶ!」「あなたは天才です!」って、大きな拍手をしてくれた。

なんだろうあれは。
羊水?羊水のなかみたいな(記憶ないけど)感覚だった。あれ?お父さんだけど。

ま、いいか。

そういや、家族でゲームしたときも、小学校での提出物を見せたときも、「世界一だ!」とか「天才だな!」とか、子どもにもわかるほどの大げさな褒め方をする人だった。

「えー?そんなに?大げさに言ってる!」って思っていたけれど、そうやって褒められるたびに、お父さんは私が大好きなんだという感覚で満たされていった。

そして、不思議なもので、子どもの頃に満たされた気持ちは枯渇することなく今も満ちている。

物質としての贅沢や、学歴や、経済力とは縁遠い家庭であったかもしれない。

ただ、子どもの頃から、自分に産まれてこれた幸福を確実に実感しながら生きていた。それは今ももちろん変わることなく。

世界で一番褒めてくれる人が居なくなったこの世界で、私にできることはなんだろう。

生まれてきた子どもたちに称賛と祝福を。

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