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手根管症候群 治療日記

私はずっと子供の頃からお菓子を作るのが好きだった。
暇さえあれば図書館でお菓子の本をかりてきては読みあさり、
これを作ろう、今度はあれ作ってみようと時間の許す限り
お菓子を作り続けていた。

お菓子を作っているときの甘い香りも好きだったし、何より
私の作ったお菓子を食べて笑顔になってくれることが嬉しかった。
誰かの笑顔を見ているだけで、幸せな気持ちになれた。
誰かの笑顔で元気になれた。それだけで満足だった。

だけど、そんな私を病魔は襲った。
付いた病名は手根管症候群。それも重傷で進むと手術しかないと
言われた。だけど、お医者様はこうも言った。

”手術したところで治る補償はない。あくまで、親指の機能を保つためにする
手術です。手術をしたところで痺れが取れるかはわかりません。
手術をすると、上から抑える力と、物を掴む力が落ちます。”

その言葉は私の心を深い谷底へ突き落とすのには充分で、その後
もし手術をするなら京大病院の○○先生を紹介しますよ。などと
お医者さんは話していたけれど、私の耳には入ってこなかった。



ーーーーーーどうしよう。。。。。。。


私の好きなことが全て何かも出来なくなる。。。。。


これはお医者さんの心ない言葉に傷つき、一度は諦めかけた私が
針治療と自分の力で手根管症候群による手の痺れを直すまでの
日記です。

西洋医学の先生は手術しないと治らないといいました。
東洋医学の先生は針治療とマッサージ、自主的に筋トレ、ストレッチなどを
組み合わせることで、良くなると言いました。

西洋医学の先生に言われたことを思い出して泣きましたが、
私は諦めたくありませんでした。
一縷の望みでもあるのなら、そこにかけたいと思いました。

私が手根管症候群の重症になるなでにかけた期間は8年間
針治療と自主的に筋トレを始めてから手の痺れが取れるまでに
かかった期間が1年9ヶ月
まだ母子球菌は元に戻っていませんが、夜中に腕が痛くて目がさめることも
他が異常にむくむことも無くなりました。

*手根管症候群 治療日記3から治療内容の記載になります。

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