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人生迷子の案内人たち#2

危ない危ない。あと20分!間に合うかな。金曜日更新!(汗)
#週1noteという企画に参加しています

私が人生迷子真っただ中に会いにいった「すごい人たち」をご紹介していこうと思っています。今日は2人目。霊視ができる「千鶴さん」のお話。

待ち合わせは横浜西口ハマボール近くにある上島珈琲。とても暑い日でした。初対面の私は千鶴さんにお目にかかるのがとても楽しみでとても怖かったのを覚えています。だって、「全部見えちゃう」からです。
私の今の問題もこれからの未来も。

少し遅れてやってきた千鶴さんは私のイメージとは違う少しゆったりとした洋服を着たとっても柔らかな印象の女性でした。お互い汗を拭き拭きぎこちない挨拶をしました。座るなり、私の右肩越しに目をやった千鶴さん。
その視線が鋭くて一瞬だけど見逃さなかった私。さらに汗が出る。

その時の私は右に行くか左に行くか、その分かれ道の根っこで立ちすくみ、どちらにも一歩が踏み出せない状態でした。そしていつもと同じく、「自分がどうしたいのか」がわかりませんでした。

余談ですが、今、進化占星学というものにハマっていて勉強しているのですが、自分のホロスコープで私の心を表す「月」の位置が「うお座」というとても宇宙的なというか、「抽象的」な場所にあり、ほかのどの天体とも関わりのない「ノーアスペクト」の天体であること。だから「自分がどうしたいのかわからない」ということがよくあったんだなぁと。わからない、というより気づきにくいと言った方がいいかな。

話がそれましたが、千鶴さんは右に行こうとしていた私を迷いなく「左がいいと思います」と仰いました。その後3回ほどお会いしましたが一貫していたそのアドバイス。今も守っています。そして、そのアドバイスがあのタイミングで聞けて良かったなぁと思います。

少し手を貸してください、と言われ、珈琲店のテーブルの上で私たちは両手を握り合いました。あったかくて柔らかい千鶴さんの手の優しさに自然に涙が出てしまい、「いいんですよ、わかりますから」と言われ、そのまま止めることなく、流れるままにしていました。
私の生い立ち、両親との関係、弟の存在、夫との関係、子供たちとのこと。なんにもお話していないのに、まるでインストールされたかのようにすべてを理解されていて、それぞれに的確なアドバイスをくれました。

誰にも相談できずもう、このループから抜け出すことはないかもしれないと思っていた私の前に灯りをともしてくれた人でした。

私の右肩越しにいてくれている守護霊さんは千鶴さんいわく、「すごい人」だそうで「姉御として多くの人を束ねていた博打うち」の方だそうです(汗)だから時々、なんの確証もないのに一番危険なところに全てを賭けたくなるのかな。千鶴さんは集中すると、悩みを抱えたその方の過去現在未来が四角いスクリーンにぼんやりと映るように見えるそうです。

いつも笑顔でどんな堂々巡りな質問にもどろどろした思いも受け止めてくれた千鶴さん。手のぬくもりは今でもはっきり覚えています。

実はもう、この世では2度と会えない千鶴さん。今日のトップ画の写真のような方でした。時々私は今も千鶴さんに問いかけます。そのたびに聞こえてくるのは

「あなたなら、大丈夫だから。」その言葉に今もずっと支えられてる。

いつか私も誰かをずっと支える言葉をかけてあげられる人に、なりたい。

間に合わなかった・・・・・・(金)更新に・・・・(涙)


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