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行手を阻むもの

私の決意が甘かったのだろう。過去の自分と思われる優柔不断な甘えん坊に道を阻まれることになった。振り向かず前に進めば良いものを、私はいつまでも悔しがっていた。私の中の、人に察してもらって当たり前お嬢様が、私から出ていって目の前に現れたのだ。もう、私はそんな幼い自分は捨てる。自分の道は自分で決め、何があっても逃げない。うまくいこうがいくまいが、他に道はない。必ず、やるべきことをやる。助けるべき人を助ける。保身は敵。

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