47.饅頭
歴史の菜譜
地層から発見される化石
いつかこの宝石を名店で注文するんだ
今は私の中にしかない饅頭だけど
涙が宝石に変わるまで
恋するように思い続けて
いつか本物の宝石をこの目で見るんだ
冷たい肌触りと滑らかな舌触り
今は饅頭を食べる
大判焼きでもたい焼きでも食べる
黴が生えたら大変だから
地中深くで眠る
目覚めの時は近い
眩しい宝石たちが
この胸に輝く
一生忘れないように目に焼き付ける
色とりどりの宝石
涙が宝石に変わるまで
恋するように思い続けて
いつか本物の宝石をこの目で見るんだ
冷たい肌触りと滑らかな舌触り
一生忘れないように目に焼き付ける
色とりどりの宝石
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