瞬間、瞬間の重さ

何に対しても
これは永遠に続くかもしれない
なんて思ったことはない

でも

「続けばいいなぁ」

とは、思ったことがある

でも

やっぱり続かなかったものがほとんど

くずれるその原因が
自分のせいだと思っていても

これだけ入り乱れた中で
何かひとつのものに原因があるなんて
そんなはずはない

とも思っている自分がいる

かつてあった何かに
意味があったかどうか

それを今考えるのは
あまり意味がないと思っていて

かつてもらった言葉が
本心だったか
なんて考えるのは無駄だとも思っていて

そのとき自分が何を感じて何をして何をしなかったか、それによってだれかが何を思って何を返して何を避けたか

その瞬間にしかどうしようもできなかったことがある

だって、今はもう
そのときにあったものが
たくさんなくなってしまってるから

同じ自分で同じことを考えるなんて
できる訳ない

それが進むこと、重ねること