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【ゆうき農園】〜ペリカン農家めぐり⑤〜
ペリカン企画室がゆく、
tori cafe ペリカンストアに商品を提供してくれている農家を巡ります。
5軒目は三重県いなべ市に畑をもつ『ゆうき農園』の
森友喜(もりゆうき)さんを訪ねました。
野菜を育てて12年。
ここまで続けてこれたのは、
『作ったその手で届けます』
それだけは絶対にブレなかったから。
同じ三重県内での農業研修を経て、地元いなべに帰ってきたゆうきさん。
借りた畑で野菜を作り始め、そこで最初に直面したのは
「こんなにも、環境で栽培方法が変わってくるのか!」
という土や環境による違い。それから毎年コツコツと試行錯誤を重ねる。
畑におじゃましたのは11月の上旬。
新芽が美味しいのらぼう菜。自生しているのらぼう菜を、大きくなったら移植する。春先には冬の寒さに当たってグッと甘くなるそう。
ゆうきさんの畑の葉もの野菜には、無農薬栽培でよくみられる防虫ネットがかけられていない。
ネットをかければ虫の寄り付きは防げるけど、植物の声が聞こえづらくなる…。
虫が寄り付くのは、肥料が多すぎているなど、何かしら植物にとって生きくい環境にあるから。野菜からのサインを見逃さないために、ネットはかけない。
時に大量の虫に頭を悩ませる時もあるけど、
その時は「なぜそうなっているのか?」をとことん考える。
そしてまた試行錯誤!
ゆうきさんの畑の強みは、いなべの土の特徴でもある
『黒ボク土』という真っ黒な土。水はけと水もちのバランスがよく、
土の中にもぐって育つ人参やかぶ、大根などの根菜類が特に美味しい♪
肥料をあげていないのに、こんなにも太く大きくなってくれたごぼう!
『作ったその手で届けます』
野菜の販売は出来る限り自分でする、または心から信頼できる人にのみ託す。
食べる人がどんな野菜を求めているか、どんな形で届けることを求めているのか。それが肌感覚でわかる。だからここまで続けられている。
と言うゆうきさん。
以前は体験農園も定期的に行っていたそう。
作る人と食べる人との距離を近づけ、イベントに参加してくれた人との時間を大切にしたい。今後は畑の体験も再開を計画中。
これからも、ゆうきさんの周りには楽しくて美味しいものを求めて
たくさんの人が集まる。
ゆうき農園
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tori cafe
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ペリカン企画室
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ペリカンストア
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