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5歳児と考えるお金の話

買い物でのエピソードをもとに、お金について子供にどう伝えているか、まとめてみます。


エピソード①お菓子買って

娘「ママー、これ買って!」
私「(内心:でた!輸入菓子!500円たかっ)えー…やだな」
娘「なんで?何円?」
私「(値札を指差しながら)5、0、0は何て読む?」
娘「ごじゅう?」
私「ごひゃくです」
娘「それ高い?」
私「高い/安いって一口には言えないなぁ。500百円って100円玉何枚?」
娘「分かんない」
私「百円玉なら5枚。10円なら50枚」
娘「わお!うまい棒50本も買える!高いね」
私「(10円ならホイホイ使うって考え方も嫌だな…どこかで修正したい)」

エピソード②ガチャガチャしたい

娘「ママー、これ(200円、らっこの小さな人形)したい。パパに100円もらったから、ママも100円頂戴?」
私「(すぐゴミになるパターン)えー…やだなぁ」
娘「なんで?」
私「いつ、どうやって遊ぶの?どこに片付けるの?」
娘「…。やっぱりこっちにする(200円、金魚と水槽のおもちゃ)。おもちゃの棚に置いて、保育園で毎朝金魚に餌をあげる真似っこして遊ぶ」
私「(おぉ、具体化してきた!)家でも金魚に餌やりしたいの?本物の金魚飼う?」
娘「…考える。」

その後私が次女対応してる間に、パパと100円のガチャガチャをしていました。

100円しか出さなかったパパ、お金の調達交渉と予算内執行を考える機会をくれてナイスプレー!と思ったけど、キャッシュレス男なので本当に100円玉一枚しか持ってないだけでした。

お金について教える時期がきた

3桁の数字は読めないし、10が10個で100の理解も曖昧なので、お金について考えるのはもっと先だと思っていましたが。「高い?安い?」を彼女なりに考えようとしていることに気付き、時期が来たなと思いました。どうせなら、数の理解も進めよう。

お菓子をねだられて安易に「高いからダメー」とか言ってなかったか自省。

自分で管理するお金を持たせよう

5歳娘は自分の財布を持ち、10円玉10枚、千円札8枚を入れ、自分の大事箱に入れています。

未就学児ゆえ単独外出もないので、数えるのは自由に出来るけど、使うのは親としか出来ない状況。だからこそ持たせられるのだけど、所有権、使えば減ることを理解するようになりました。

相場観、金銭感覚を築こう

これまで何回か敢えて10円玉数枚を握らせてオヤツを買いに行き、うまい棒は1枚、長いゼリーは3枚(端数は親が応援)、という貨幣=モノの感覚を築いてきました。

次は、高額で、貨幣=サービスの感覚に挑戦。

最近ずっと別府の杉乃井ホテルに行きたいと主張する娘。一緒にJALのHPを見て、早割でも片道12500円することを確認。彼女にとっては実感を伴わない金額なので、自分の千円札を数えてもらい、片道だけでも5枚足りないことを確認。

「足りない金額はママが払うから、どうしても行きたいなら、はーちゃんも8千円払う?」と聞いてみたところ、有り金を叩いて良いか考えているようでした。

夢を潰すつもりはないし、金を払うのは親の仕事だし、なんせ私も別府が大好きなので本当に行くなら勿論全額出しますが、何をするのに幾ら掛かるか、自分のお金を何に使いたいか考え欲しかったのが真意です。

お金を使うのは悪いことじゃない

ここまで娘とのお金話を書いてきましたが、本当に一番伝えたいのはコレ。

「自分の生活や将来を豊かにするお金は、変にケチらず、気持ちよく払うものだ」考えているのだけど、伝えるのは難しそう。どうやって伝えよう。。

私自身ビビリでケチで、お金を使う罪悪感から解放されるのに時間がかかったので、子ども達にはお金と上手く付き合って欲しいと思っています。

余談:ガチャガチャ

何が出てくるかワクワクを買いたいのは理解出来るので、帰宅後ダンボールで作ってみたら大喜び!

回したり、バラしたりしながら、回すと出てくる仕組みも分かったよう。

子どもの欲しい、したいのチカラは絶大ですね。

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