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ドイツのアパートは今

ドイツにアパートがあるのに帰れない。帰りたいけれどそんな状況ではない。今は少し複雑な気持ちです。

時々アパートのことが気になり
「部屋の電気は消してきたかな?」
「郵便受けは溢れていないかな?」
と時々心配になる時があります。

「また落ち着いたら戻ってくるので、何かあればメールか電話で連絡ください」と不動産屋に伝え、銀行口座にも数か月分の家賃を入金してきたので、きっと大丈夫だろうとは思いつつ。

しかし先日、不動産屋からメールが来ました。
「大家さんから緊急の連絡が入ったので、すぐに彼に電話してください」と。

盗難?強制退去?などいろんなことをが頭に浮かび、不安な気持ちで電話をかけました。

私「おはようございます、中野瞳です。いつもありがとうございます。アパート、何か問題がありましたか?」

大家「おーHitomi!日本からの電話!$<>~~€?<! 荷物出しておいたよ!」

(途中から何を言ってるかわからない...朝からテンション高い...そして荷物出したって言った?私の部屋の?)

私「すみません、ドイツ語をあまり話せないので、メールでお願いしても良いですか?」

大家「OK!僕も英語は話せないので、メール送るね!」

〜数日待ってもメールは届かず、私は大家さんのアドレスも知らないので、もう一度電話することに〜

私「こんにちは、中野瞳です。メールをお待ちしているのですが。」

大家「おーHitomi!元気?どうした??」

(またテンション高い...そして、メールの件はどうなった?)

私「アパートについて、ゆっくり話してもらえますか?」

(ゆっくり話してもらっても理解できなかったらどうしよう...という不安を抱きながら)

大家「地下の 倉庫の 荷物を 出しておいたよ。作業は 完了したから 問題ないよ。」

(あー!11月から前の住人が残したままにしていた、地下倉庫の荷物を撤去してくれたということか!)

私「理解しました!ありがとうございます!」

というわけで、問題はなさそうで安心しました。

まだドイツとの国境が開かず、戻れるのはいつになるのかわかりませんが、期待はせず、でも希望は持ちながら過ごしていこうと思います。


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