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ホームグラウンドでの近畿選手権を終えて

 2023年の近畿選手権は兵庫県加古川市で開催。それを知ってから、選手として大会に出るだけでなく、何かできることはないだろうか、と考えていました。中学時代から大会や練習でよく使わせてもらっているホームグラウンド、しかも会社からすぐ近くの競技場。そこで思いついたのが、籠谷のブース出店でした。

ブース出店に向けて

 加古川の競技場は自然に囲まれたのどかな雰囲気で、好きな競技場の一つです。ただ、最寄りの駅から遠い… バスもほとんどない… コンビニも近くにない… 自動販売機はすぐに売り切れる…。県外から来る人は、こうした事情を知らない人も多いかもしれない。本当に、大丈夫かな?

 そんな余計かもしれない心配とともに、加古川に来てくださった方に、何か地元のものを味わってもらいたい、知ってもらいたい、という思いもあり、ブース出店を社内で提案してみました。すると「やってみましょう!」という言葉をいただき、籠谷としては初となる、大会会場でのブース出店に向けてスタートしました。

 「まだ暑いから冷えたドリンクはマスト」「観戦中や競技後にジェラートはどうかな?」「地域の企業とも一緒にできると良いな」「どのくらい仕入れたら良いのかな?」「ブースはどこに出す?」など、ミーティングを重ねながら準備を進めました。

大会当日

 兵庫陸協や施設管理者を始め、たくさんの方のご協力のもと、大会当日を迎えることができました。ブースにはMADE in 高砂、加古川を中心に、食べ物や飲み物、スポーツグッズなどが並びました。

 私自身は2日間とも競技があり、当日のブース設営や販売にはあまり携われず申し訳なかったのですが、社員さんや他の陸上部のメンバーが担当してくれました。朝早くから本当にありがとうございました!

 大会前は、競技での緊張なのか、ブースが上手くいくかどうかの不安なのか分かりませんが、とてもドキドキしていました。でも、たくさんの人がブースに来てくださったり、SNSにも載せてくださったりして、とても嬉しかったです。

嬉しい3位

 競技の方は、リレーが47秒38で3位、三段跳が12m39で4位でした。

 リレーは春先は怪我の影響もあり、今回初めてKAGOTANIの一員として走らせてもらいました。ベストの記録や順位ではなかったかもしれませんが、それぞれが今のベストを尽くし、みんなで表彰台に乗れたことが嬉しかったです。また、バトンをもらった時と渡した時の記憶はあるのですが、それ以外はあまり覚えていません。「うまく乗れた」「ちょっと外した」「足をこう動かそう」と1歩1歩フィードバックをかけてしまい、全力疾走のしかたを忘れかけていた自分にとって、無心で走れたことは大きな進歩でした。リレーのおかげで走る楽しさ、全力疾走の爽快感を思い出せてもらいました。みんなありがとう!

 次戦は今週末の姫路選手権(三段跳)です。今回うまくいかなかったところを修正して、弾みのあるジャンプをできるよう頑張ります!


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