宝もの


今日 智恵子抄の話をした
ネット社会の創世記に 青空文庫が生まれた

解読が困難な昔の日本語たち
廃刊になっている岩波文庫や
親戚のお兄ちゃんの本棚にあった本
読みたくて読みたくて図書館で見つけた本
神田神保町の古書店たち

そんな中から 著作権が切れた本が
青空文庫で よみがえった

そこには とても アナログな作業で打ち込まれた それぞれの 宝ものの文章があふれている

今では だーれも知らない 歌だけが残っている 映画の原作だったり

読んでも読んでも 理解できない ソクラテスの弁明のような 日本語をこねくり回した だがしかし なぜか カッコつけたくって 読んだ本

全部 宝もの 

高村光太郎の智恵子抄も大切な大切な宝もの

青空文庫で、読めるよ 秘密だけどね

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