競馬関係者放談的POG 24-25②〜ノーザンファーム早来牝馬編
先:牝馬編だ。3歳世代の早来ではレガレイラ、チェルヴィニアが育成されている。牡馬のジャスティンミラノ、ジャンタルマンタルや牝馬のステレンボッシュは指名が難しかった印象があるから、ここの取捨が優劣を分けているPOGも多かったかもしれない。
後:その前の年はリバティアイランドを指名しておけば大きく負けることはなかっただろうし、強い牝馬を逃さず指名することは重要ですよね。阪神JF除外されたから朝日杯みたいなこともあったわけで、強い牝馬には幅広い選択肢があります。ルシフェルのように混合戦を使った結果チグハグになっちゃうこともあるけど。
先:牝馬が充実してくると、やはり使い分けて生産馬を多く出すという力学が働くんだろうな。それに加えて同厩での兼ね合いもある。現時点でそこまで読み切るのは難しいが、良い馬を指名するという基本に立ち返って見てみようか。
後:ダービーや種牡馬となると牡馬のほうが天井は高いけど、芝の上位層は十分牡馬と張れるだけ稼げます。ダート路線の充実もあって牡牝の指名バランスもこれからまだ変わるかもしれないけど、しっかりと牝馬もチェックしていきましょう。
・ヘンリエッタ(ドナブリーニ22)牝
父 ドゥラメンテ 武幸
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