手を洗いなさい、ではなくて...
コロナウィルスの影響がすごいことになっていますが、皆様は大丈夫でしょうか?
私の長男は日本で大学に通っているのですが、こんなことを経験したのは初めてで、なんだかビビっています。
ニュースなどを読んでいるとむしろ恐怖心が募るばかりだし、学校閉鎖の決断についても正しいのかどうか私にはよくわかりません。
チェーンメールのようなモノは友人からも来るし、これはすごい情報だ!と思って早速家族や友人たちにシェアしましたが、実はガセだったことが分かったり。
アメリカでもインフルエンザがすごい勢いで流行っているようだし、健康フェチの元夫からも
「気をつけて!」
とメールや電話が来ています。
でも、気をつけてと言われてもどうやって気をつけるんでしょうか?
イマイチ正確な状況が把握できず、困ってますが、ジョーは
「うがいと手洗いをしっかりして睡眠をよく取ってたら大丈夫なんだよ」
と言ってます。
そして、心と体の「健全」を保つこと。
確かに今の日本はやや過剰反応しすぎのような気もします。その場にいないので、無責任なことは言えないのでよくわかりませんが。
少なくとも恐怖の中で生活するとそのために起こる第二次被害というものが起きるわけで、そのことについてはしっかりと認識する必要はあると思います。怯える人間は正しい判断ができない、というのは事実ですから。
そういうところに漬け込むビジネスもあるし。
ということで、今日は、基本的な生活習慣を振り返る意味でもこのフレーズを選びました。
Wash your hands and gargle.(手を洗ってうがいをしなさい)
アメリカではこういう習慣は、実はないのですけどね。
むしろこちらです。↓
汚い手の上につけるものなので、個人的にはあまり好きではありません。
加えるよりも、やっぱり削ぎ落とす方が気持ちよくないですか?
「臭いものは元からたたなきゃダメ!」ってありましたよね?昔のコマーシャルですが。それと一緒です。
だから、私は断然手洗い派です。(と言っても、実際は洗わないんですが 💦)
小学校では持ち歩くのは必需だったのですが、それも「なんだかねー」とあまり積極的にはしてませんでした。
手を洗う方がいいのよ!と子どもたちには教えていました。(でもこれも実際には口ばっかりでしたが 💦)
しかーし、アメリカ人は一々消毒します。
例えば、オフィスで誰かが自分のデスクの電話を使ったりしたりしても、わざとらしくアルコールパッドで消毒します。
病気の人とは握手はしませんが、ちょっと咳き込んでる人がいたら、それを理由に握手の後、サニタイザーを使ったりしています。
その人がいたりしても平気でやります。日本人的には「感じ悪い」って思うかもしれませんが、そういうのもあまり気にしないです。
結構神経質な人が多いかもですね。実は。だから、日本のように電車のつり革などは、ありえない、かも。
咳で思い出しましたが、咳を手のひらでカバーするのはアメリカではタブーです。なぜかと言うと、手のひらはよく使うものだから、常に清潔にしておくべき、と考えるからです。
なので、咳をするときは、「腕」で菌が飛ばないようにするんですよ。
Cover your mouth. (口を塞いで)
とは、言いますが、アメリカでは「腕」を使いましょう。w
本題に戻って、ハンドサニタイザーの言い回しですが、例文に出した状況は、ハンドサニタイザーがそこにあるという設定の文章です。
だから、「the」を使ってます。
Use the hand sanitizer.(そこにあるハンドサニタイザーを使いなさい)
Use your hand sanitizer.(自分のハンドサニタイザーを使いなさい)
Use a hand sanitizer.(どれでもいいからハンドサニタイザーを使いなさい)
風邪やインフルエンザの予防として、アメリカでは定着しているものですが、99%のばい菌を殺す、と書いてありますが、それが100%病気の予防になるかどうかはわかりませんよね。
あくまでも生活習慣を見返して、健康的な食生活とよく寝ることを心がけること。
人生はどんどん複雑になっていますが、実はシンプルなんですよね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?