【人の森ケチャップよりお知らせ】

急なお知らせとなりますが、人の森ケチャップの活動についてお知らせをいたします。

1、「劇団」人の森ケチャップの解散
2、今後の「人の森ケチャップ」について


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1、「劇団」人の森ケチャップの解散
昨日、2021年10月31日をもちまして、劇団 人の森ケチャップは「劇団」を解散いたしました。

2006年に主宰の田中ともこ・学生時代の同期や仲間たちと活動を始め、劇団 人の森ケチャップとして今日まで続けてきました(なんともう15年!!)。
元々、旗揚げメンバーでしたい事をするために始めた演劇活動の中で、障がいのある人たちの表現力や表現方法や人間性に魅力を感じ、障がいの有無関係なく、世に数多ある中のいち劇団として色んなメンバーが出入りしながら活動してきました。
活動を続ける中で「障がい者劇団」「障がい者のための活動場所」「余暇活動の一環」として見られたり求められることが増えてきて、本来の活動目的である「ただ純粋に演劇や表現がしたい」というところからのギャップに悩むことが増えてきました。
もちろんそういう側面があることや、そういう見られ方が多いことは承知の上で活動してきていましたし、そのお陰で活動の幅が広がった部分もあります。それを否定したいわけではありません。

また元々はしたい事をするために集まっただけの「有志の集まり」だったものが、名前に「劇団」と表記したことも含めて、段々と「劇団」という団体・組織として見られ求められることが増えてきました。
人ケチャの中心として動いている私達も、それに応えつつ誰にとっても良き空間であるよう模索してきましたが、結果としてやはりスタート地点からのギャップが大きくなってきていました。

そして近年、その2点を含めたギャップがだんだん大きくなってきたと感じることが多くなっていた中で、このコロナ渦になり活動も昨年一年ほぼ休止状態。
それが今後の活動やあり方を見直す機会となり、原点に立ち直るため「劇団」を解散させることとなりました。


2、今後の「人の森ケチャップ」について
「劇団」としては解散しましたが、「人の森ケチャップ」としての活動は続きます。
今後は劇団という枠組みに囚われず、原点である「主宰がしたい事を、したい人たちとでする集まり」に戻ります。

変わることは、
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・名前が「劇団 人の森ケチャップ」から「人の森ケチャップ」になります。
→「劇団」がつかなくなります。
 ただの「人の森ケチャップ」だと何の団体か分かりにくくなるので、その辺りをどうするからこれから考えていこうと思います。

・「劇団員」のような所属する・しないが無くなります(これは関係者向け)。
→元々そういう仕組みは無いつもりでやっていましたが「劇団」と付いている以上、所属したい・抜けたいという話が何度もありました。
 今後もレギュラー的によく出演するメンバーもいると思いますが、劇団という枠組みも劇団員という構成も無くし、出演機会ごとに出演者を広く募ったり狭く募ったり募らなかったり、形を変えながら活動していきます。

※ありがたいことに、これまで参加や見学希望でお問い合わせをいただく機会がたくさんありました。
 今後も、希望される方はまずはご連絡をいただければ幸いです。
 ただ、その時々のタイミングと都合で出演する・しない、できる・できないは変わってしまいますので、その点ご了承ください。
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の2点です。


どちらかというと気持ち的な部分が大きいので、日頃応援してくださっている皆様からは、ほとんど変わらないように映るかと思います。
なので変わらず、引き続き応援いただけると嬉しいです!

急なお知らせと真面目な書き方で驚かせてしまいましたが、今後も人の森ケチャップをよろしくお願いいたします。

劇団 人の森ケチャップ、千葉県松戸市を拠点に活動する障害者・健常者混在の劇団です。 オリジナルの音楽劇、ダンス・歌・表現等のパフォーマンスで活動しています。 出演依頼も受け付けています!