記憶の強弱を痛感する日かもしれないなぁ
2023年7月8日
仕事先で交代の人が来ていないことを知ってめちゃめちゃ焦る。バタバタしていたから、交代の人が来ていないことに全く気づかず働いていた。
事態に気づいたのは1時間後、そこから1時間半延長。なんかえらいこっちゃだった。
それでも7月8日は、昨年の記憶があまりにも強烈で、今年の記憶は来年には残らないかもしれない。
2022年7月8日
朝、あー今日ってSUGIZOさん(LUNA SEA、X JAPAN)のお誕生日だ!突然思い出して、メロディが浮かんだI for youのサビを曖昧な歌詞で口ずさんだ。
ちょうどこの頃、SUGIZOさんのYouTubeでの食レポにハマってよく見ていた。美味しそうに召し上がり、「胡椒バシがけ」、「グルテン無礼講」面白いワードが出てくる。オススメです!!
あの日の朝、まだ平和だった。次の記憶は夕方で、日中の記憶は全くない。あの日のわたしは一体何をしていたのか忘れてしまうくらい、夕方の記憶が強烈だった。
夕方、ネットニュースを見て、「ここは現代の日本よね?」と思ったのが、7月8日際大の記憶。歴史の教科書の中に迷い込んだような気持ちになった。
安倍元首相が撃たれて重体?
亡くなられた?
いや、重体らしくて…奥様が東京から奈良の病院へ向かっているらしい。
………死亡が確認された。
え?????
へ?????
ほ?????
は?????
なんというか驚き過ぎて、1文字しか、口から出てこなかった。
政治のことは分からない。分からないで済ましてはいけないとは思う。けれどどうしても、どの人の意見も正しくも聞こえるし、疑問にも感じてしまう。どこから見るかで変わってくる気がして、いくつになっても正解が分からない。
そんなだったから安倍さんを特別応援していたわけでもなく、かといって痛烈に批判するわけでもなく、遠くからぼんやりと、元総理大臣、政治家の安倍晋三さんという人がいるなぁ、話題になっているなぁと思うだけだった。
そんなわたしでも、応援しているわけじゃなくても、安倍元首相が撃たれて亡くなったというニュースはものすごくショックだった。
教科書の中で歴史として習った、現代では起こり得ないと思っていたことが起きたように感じた。だから、歴史の教科書の中に迷い込んだ気がしたらしい。
リンカーン大統領、ケネディ大統領、大久保利通氏、板垣退助氏(氏は幸い絶命は免れたけれど)、まぁまぁ近世の歴史の授業中に血の気がひいた事件のページ、それが無理やり目の前で開かれ、声に出して読むことを強要されたような気持ちになった。
戦争は嫌だ。嫌だ怖いと言ってもどうにもならないとはいえ天災も嫌だ。事故も嫌だ。無差別、狙ってどっちにしろ、どんな理由があっても殺人事件なんて起きてほしくない。日々の悲しい、苦しい、暗いニュースは全部嫌だ。
許されるならば目を背けてしまいたい。このニュースが特別なわけじゃない。特別じゃないのだけれど、教科書の世界、歴史の話だと思っていたことが現代で起きた。
そのことが正直、1年たった今でもまだ信じられない。
亡くなられた人を悪く言うのは好きじゃない。反論できないのにと悲しくなるから。とはいえ亡くなられた人を聖人君子のように言ったり、英雄のように扱うのもあまりいい気がしない。だからその人が著名な人だと特にらどう言葉を紡げばよいのか分からない。
じゃあどうすればいい?どう表現すればいい?それは今も分からないけれど、魂があるのなら、どうか少しでも安らかで穏やかであってほしい。痛みや苦しみがありませんようにと願う。
7月9日日曜日、今日は変なお天気。雨、晴れ、太陽と雨の共演……狐の嫁入りだとしたら、かなり豪華な嫁入り行事をしているのかな。洗濯物は室内に。お出かけは傘と共にと思いながらの振り返り。
もしサポートをいただいたら……いただくことがあったら……どうしましょう??どうしたらいいのでしょう??その時に考えまずでも良いですか?