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倫理観より感情を、守られる【加害者たち】

 こんにちわ、コタロウです。
最近、飲酒運転による死亡事故のニュースをよく目にします。
つい先日も中国籍の少年が飲酒で事故を起こして被害者の方が一人亡くなるというニュースを目にしました。

 これだけ世間で「飲酒運転をするな!」と言われてるのに酒を飲んで運転してしまうのだからどうしようもないですよね。
いっそのこと飲酒運転はすべて無期懲役にしてしまえばいいのではないかと思っています。
まぁ倫理的に難しいのでしょうね。

さて、ひとつに飲酒運転と言いましても細かくは次のふた通りがあるそうです。


・酒気帯び運転 :3年以下の懲役または50万以下の罰金及び免許停止
・酒酔い運転  :5年以下の懲役または100万以下の罰金及び免許取消


これらの違いは以下の通りです。


呼気1リットルあたりのアルコール濃度

・酒気帯び運転 :0.15ミリグラム~0.25ミリグラム未満
・酒酔い運転  :0.25ミリグラム以上


 さらに、死亡事故や人身事故を起こした場合は危険運転致死傷罪過失運転致死傷罪に分かれます。
このふたつでは危険運転致死傷罪のほうが重い罪となりますね。
最大で懲役20年です。ほぼ終身刑ですね。

 そして、このふたつを判断する基準とは主に「故意性」によるそうです。
アクセルとブレーキの踏み間違いなどによる運転者の「過失」である場合は過失運転致死傷罪が成立します。

 また、アルコールなどの影響で正常な運転ができない状態とわかっていたにも関わらず人身事故を起こした場合は危険運転致死傷罪が適用されます。

 さて、ここで問題となるのが「正常な運転ができない状態とはどういう状態か?」いうことです。

 これを正確に判断する基準がいまのところありません。
なので仮にアルコールを飲んで運転し、死亡事故をおこしたとしても「過失運転致死傷罪」が適用されることがあるようです。

 実際に群馬県の伊勢崎市で起きた「伊勢崎親子3人死亡事故」におきましては加害者は「過失運転致死傷罪」で起訴されています。
もちろん遺族の方々は「危険運転致死傷罪」を求めています。
わたしも「危険運転致死傷罪」が妥当だと思います。

 このような報道を見ていると日本の司法はどこか国民の感情とかけ離れた部分があるのではないかと感じます。
人が人を殺めても「責任能力がない」という理由で無罪になる人間もいます。
(実際にはなにかしらの刑罰はあるらしいです、、)

 これは「責任能力が無い」というのは「人を〇しても良い理由」ということになるのでしょうか?

 とつぜんですが、みなさんは「るろうに剣心」という漫画をご存じでしょうか?
この作品に斎藤一(さいとう はじめ)というキャラクターが登場します。
かの有名な「悪・即・斬」の人です。


新選組三番隊組長 斎藤一
(るろうに剣心 和月 伸宏)

 この「悪・即・斬」とは斎藤一の信念であり、悪とみなすものは誰であろうと容赦なくその場で切り捨てるという斎藤一の絶対正義です。
はじめてこの人物を見た感想は「カッコいいけどヤバい奴」でした。
悪とみなすもの全部ぶった切るなんてもうぶっ飛んでいますよね?

 しかし、現代の「少年法」やら「責任能力の有無が争点になる」など「少し加害者にたいして緩いんじゃないか?」と思う日本の司法を見ていると、この「悪・即・斬」という正義は実は理にかなっているのではないかと思ってしまいます。

「悪いことをしたらぶった切られる」、そう思えば悪いことしようなんて考えなくりますもんね。

 まぁ「だれがそれを悪と決めるのですか?」という意見で揉めるのは容易に想像つきますけどね。

 すみません、すこし話がそれてしまいました。
この事故におきまして「過失運転」が「危険運転」になったとしても亡くなった方たちがもどってくるわけではありません。

 ですが、犯した罪に対して正しい罰をあたえることが被害者の方たちに対するせめてもの「手向け」になるのではないかと思います。

 ちなみに、仮にわたしが遺族の方だとしたら「加害者の更生」なんて求めません。二度と社会に出てこれないようにしていただきたいです。

 すみません、個人的にこのような犯罪が許せないので少し熱くなってしまいました。

 わたしも含め、皆さんも飲酒運転は絶対にしないようにしましょうね!

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