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見事な散り際。命よりも大切なものがある。

ねずさんこと小名木善行先生と学ぶ偉人伝ですが、武田勝頼の妻に
とても感動しました。

武田勝頼の妻!最期は夫と共に…17歳で詠んだ北条夫人の詩【CGS 小名木善行 親子で学ぶ偉人伝 第38回】


400年前の北条夫人のお話です。
北条夫人は、名前も分かっていないそうです。
日本の歴史というのは、庶民が築いた歴史で、名も無い庶民が築いていった歴史ということです。
武田勝頼は最後に滅ぼされてしまうのですが、敵の軍勢が迫って来てもう死ぬしか無いという時に、勝頼が妻に「お前は北条氏の娘だ。小田原へ帰れ。俺のことは忘れてくれよ。」
と言います。
まだ妻は10代で、今で言ったら女子高生ですから、勝頼は37歳でしたから歳の離れた10代の妻に実家に帰りなさいと言ったんですね。
妻は、「帰りません。嫁いで来たからには私は武田の女でございます。国へ帰れとおっしゃいますけれども、それはできかねることでございます。最後までお供させていただきます。」
と言って、自ら守り刀を口に含み、ぐっと両手で押し込む。見事な散り際。こうして彼女は自害し果てた。彼女の最期は「壮絶」という言葉が似合うものであったそうです。
そして、妻の最期を見届けた勝頼も最期まで敵方と戦うも、結果は目に見えていた。群がる敵に倒され、勝頼は討死。

最後に妻は歌を残しました。

「黒髪の 乱れたる世ぞ 果てしなき 思ひに消ゆる 露の玉の緒」
【訳】黒髪が乱れるかのように果てしなく世は乱れ、あなたを思う私の命も露のしずくのようにはかなく消えようとしています。

命よりも大切なものがある。
それが勝頼との契りであった。
そういう思いを大切にしていこうというのが日本の文化だったんですね。


(ねずさん)
男たちが戦国の乱世を戦ったとよく言いますが、女たちも戦ったんです。そういう立派な女性が居たから男性はこの女性たちを守るためにと思って必死になって戦ったんです。
一人の力と言うのは小さいです。
自分のためだと思ったら戦えないです。
みんなのためだと思うから戦えるんです。
そして、愛する人の為だと思えば男は真剣になって戦うことができるんです。
そういう日本というのを皆さんと共に取り戻したい。

(神谷宗幣さん)男泣き。号泣ーーーー。


男泣きの神谷さん。愛する奥さんと子供たちと離れて政治の世界で熾烈な闘いをされていて
奥さんも一緒に必死で戦っておられるから
涙無しには聞けなかったのだと思いました。
動画是非ご覧ください~

今の17歳と言ったら、高校生くらい。
今の女の子は、お金の為なら平気でパパ活とか不倫とかをする世の中になってしまいました。

まるでバナナのたたき売りみたいに。
一番大切な性を売り物にしても平気。
いや、貧困で、そこまでしないと生きて行けないような世の中にしてしまった政治にも責任があります。
ねずさんが言われたように、かつての美しかった日本を取り戻したい。
ほんとうにそう思います。

助け合い主義で美しい日本を取り戻そう!


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