居間、想う子と

今思うこと

氏にたいって思ってから何年生きてんだろうな。

なーんの起伏もない人生。
てか人生と呼ぶにはおこがましいほど何も成し得ていない

あの時は、あの時までは良かったのに

あの時は人生に得点を付けるのだとしたら迷わず60点はつけていた。

中学校時代だね。

想う子がいた。

その想っていた子は、花が好きだったかな。

その時好きと言っていた花は忘れたけど

花言葉は覚えてる「恋の終わり」

出会った時からこの言葉が全てを暗示していたのだろうと、最近怖くなる。

夏休み明け10日程すぎた時

君は僕に言ったよね

「最低」

あの時の言葉が怖くて、苦しくて、忘れられない

僕はどんな表情であの言葉を聞いていたのだろう

笑ってた?泣いてた?真顔だった?

君のその表情も忘れない

僕がいちばん嫌いな表情だった

ただただ良かれと思ってやった積み重ねが
次第に壊れていく

気を遣ったり、手伝ったり、ゴミを君の分まで捨てたり、

見返りなんて求めてなかったけど

辛いなぁ。辛かったなぁ。

冬休み中頃、誰にも知られずきえていったよね

3日後に見つかった体はまだ君のものじゃないと思ってる。

でも、僕が渡したキーホルダーがカバンについてたんだよなぁ

消える間際に君にはこう言われたっけ

「牡丹は崩れる、じゃあ人は?」

なぞなぞだと思ってた

あまりに無邪気に聞いてくるのだから

気分屋だったな

好きだったな

虐待されていたみたいだけど

僕が守るつもりだった

守ろうとしたら嫌がられた。最低なんて言われた

守れなかった。

君は名前を呼ばれるのが嫌いだったようだから

僕は1回も名前で呼ばなかっただろ?

どんな気持ちだった?

嬉しかった?それとも…

名前を呼びたかった

名前を呼んでいなかったせいか今では思い出せない

だけどね

大好きだった

そんなことを考えながら

居間、想う子の横に行こうと、

首に縄をかけた

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いい感じの情けない文ができたかなと

愛とか恋だのどうでもいい


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