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シャニマス3rdライブツアーの感想、最高の幕引きだった。


こんばんは、シャニマス 3rdライブツアー楽しかったですね。

私は福岡の千秋楽に配信で視聴、初めてライブというものを体験しました。
確か18:30くらいにライブは終幕、YouTubeで感想会とかやってましたね。
0時を過ぎても熱は冷めないどころか、返って感極まってしまっているので、ここに書き殴ろうと思います。この激情を独り占めするのも悪くないが、寝れないのは困る。
そういえば、七草にちか役の紫月杏朱彩さんがtwitterで感想を募ってましたね。
これを読んでしまった方は、是非とも送ってみてはいかがでしょうか?


閑話休題
シャニマス歴で言えば、今年の1月に初めて具体的な内容を知った身だ(というよりは、この作品が、アイドルの人物像を丁寧に描写する事に力をいれていて、ユーザーであるプロデューサーが、アイドルや題材を表す隠された表現、およびアイドル同士の親密な会話を楽しんでいる事、当然この他にもある。)。

なるほど

そこまで絶賛されるのならば、新しく登場するアイドルと共にシャニマスを楽しもうと思った。何故なら一から作られるアイドル像を、先入観を介せずに見たかったから。
そして同年4月、待望の新ユニットである「SHHis」が実装された。
そこから私はシャニマスに注力していった。いわゆる新人、にわかそのものだった。
前述したような何かしらの暗喩を考察する、WINGに優勝しファンを集めまくるなど、お手本のような楽しみ方を何も知らない。
歩く事もできない小鹿のように、「へ〜、この人はそこまでアイドルに執着してるんだ〜。なんでだろう?」と、WINGを制す事ができず半ば執念を宿したように勝算を模索し優勝をもぎ取るなど、不器用ながら楽しんでいた。



そんなある日、ネットサーフィンをしてると1つの広告が流れた。このライブの告知である。
私は悩んだ、配信を見るのに4000円は高い…
お恥ずかしい話だが、私は決して裕福な身ではない。4000円があれば、割と何でもできてしまう…欲しい機材の足しにしたい…そう思っていた。
しかし、私と共に…と言えば厚かましいが、私が参加を待ち侘びたSHHisの初披露を、そうも易々と見過ごしてよいのか?という悩みも生まれ、2週間は葛藤していた。
結果は言わずもがな、金曜日にチケットを購入した。苦渋の決断だったが、そんな事すら忘れ去ってしまう程のパフォーマンスが待っていたのは、今から書き表す文字を読めば察せるはずだ。



噂には伺っていた。「SHHisはすごい」と。
私は期待を募らせた。SHHisの楽曲と言えば、K-popをリスペクトしたようなかっこいいEDMを効かせ、高低差の強いデュエットによる歌唱で作られたOH MY GOD
そんな楽曲がすごいと言わしめられるほどとはと思い、迎えた3rdライブ当日。(この楽曲のFull verが先行配信されているので、是非とも買って聞こう)

5/30、福岡公演、および3rdライブツアー最終日。
最初の挨拶で、にちか役の紫月杏朱彩さんが、マイクを使わずに「あーーーーーーーーーーっっ!!!!!!!!!!!」と大声をあげ、全然聞こえね~wなどと思った。

緋田美琴役の山根綺さんが、美琴ボイスで「静かに見守っててね(あるいはそれに準ずる台詞)」と言い、「いいよ」などとふざけたチャットを送っていた。後々そんなことをできなくなるとも知らずに。









単刀直入に書く。


SHHisが、七草にちかが、緋田美琴がそこにいたんだ。
わかるか?私が初めて担当したアイドルが、あの楽曲を最高のパフォーマンスで披露していた。各ユニットの楽曲が終わって温まってきた段階で、焦らしに焦らし切った時点で、あの楽曲の出だしが流れた時の「きた!!」という感覚。
やったぜ!とかそういう感情を理解する間もない。勇ましくも寡黙に、さあ待たせたなと言いたげな力強いリズムが会場を、そして私の心を沸かせた。


各々のアイドルをイメージした髪の色。
ゲームでは、SHHisの2人が思い出アピールで互いの方に向きあうという演出があったが、ライブではその反対。双方が背中を預けるかのように対極を向いていた。
そして、SHHisのクレストでもある「静かに」のジェスチャー、及び「Shh...」という演出がはいる。極限まで感情が高まっているのだから、静かにできるわけないだろ。

それだけでは収まらない、この2人は、アイドルの2人でなくなるタイミングがある。
各ユニットの挨拶が行われたのだが、その時、緋田美琴役である山根綺という方が泣いてしまう場面があった。
この涙が、積年の努力が報われたから出たものなのか、緊張によるものなのか、感極まったからなのかは私にはわからない。だが、決して悲しみは怒りによるものではないという確信が、私の中にはあった。

私はもらい泣きしてしまったんだ。
人の涙を娯楽として消費してるようで、我ながら性格が悪いなと思うのは重々把握している。それでも泣かずにはいられなかった。嬉しかったのかもしれない、涙が出るほど本気で向き合っている人間が、期待を超えるようなパフォーマンスをしてくれたのが。そしてそれを目の当たりに出来た事がすごく嬉しかったんだ。

そのあとは、アイドル全員によるResonance+
アイドルもプロデューサーも涙でボロボロ、傍から見たらまあひどい光景だろう。私は最高という気持ちにしかならなかった、泣くなと言う方が無理な話である。

いいとか悪いとかではない。魂、あるいは感情に直接訴えかけてくる演出に、遠吠えをする狼のように呼応するしかなかった。それは、間違いなく心地の良いものであった。


…非常に残念だが、これ以上は私は何も書かない。書けないんだ。
言葉や音では、感情が表れる理屈は書けるが、感情そのものは書き留める事ができない。現地に赴けなかったのが心残りでならないが、人生でそう経験しない楽しさである事に、疑う余地はない。

ライブは終わってしまった。催しの辛いところだが、後ろを向く必要はない。その理由は、このライブを楽しんだ全ての人間なら聞かなくてもわかるはずだ。

出会えて心の底からよかった。ありがとうシャニマスありがとうSHHis.







追記
あの最高の激情を再び抱え切る事ができるだろうか?と思い、アーカイブを見ることができません。助けてください


追追記
3rdライブのアーカイブ同時視聴が行われた時も見ました。見て満足してたので、ここに書くのを完全に忘れてましたね。それだけすごかったのよ。

やはりというかヤッパリというか、まあ泣いたんだけどさ。
喜びとか悲しみとかいう段階じゃないのよ、感情そのものが溢れ出てくるのさ。
resonance+がね…

ダメだな、思い出しただけで涙が出てくるので書くのはやめる。
皆さんもresonance+とOH MY GODを聴いてみては?